【症例】頭下がり症で家事ができない 70代女性

主訴

  • 8ヵ月前に長時間首を前に倒した状態でいることが続き、突然首下がり症を発症した。
  • 自分で顎を支えないと首が上がらない状態で、午前中は良いが夕方から頭を上げることができなくなるので、家事ができない。
  • 日に日に悪化していて怖くなり当院へ来院。

症状

長時間立って動き回る仕事をしているので、仕事の終盤になると頭が下がってきて歩けなくなる。

仕事以外では、夕方から悪くなるので家事ができないのが辛い。

ずっと前かがみになるので、猫背になって、首~背中までが痛い。

薬で痛みを抑えている。

トリガーポイント鍼療法

  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋。頭半棘筋、頚板状筋、胸鎖乳突筋、菱形筋など。

触診とエコー検査の結果、首~背中までの僧帽筋、首の横にある肩甲挙筋と胸鎖乳突筋など、全体的に筋膜の癒着や緊張が強く、まずは筋肉を緩めることが大切と考え、全体的にトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:変化なし。肩こりの自覚がある。

3回目:夕方には頭が下がってしまうが薬を飲まずにすんだ。

4回目:鍼治療後4日効果が持続した。食事が難しい。

5回目:仕事量を減らしてもらった。最近は手のしびれや足に力が入りにくいことがある。

6回目:仕事量が減った分、薬を飲む回数も減った。エコーで確認すると筋膜の癒着が減っている。

7回目:初回が10だとすると今は7くらい。夕方はしんどいけど、日中は大丈夫になってきた。

8回目:少しずつ良くなっている自覚がある。家事も少しずつできるようになりつつある。

9回目:家事は前よりできるようになっている。

10回目:現状維持。

11回目:家事ができる時間が長くなっている。

12回目:仕事で夕方になるとまだ良くない。

13回目:この1週間は良くない。夕方が辛い。停滞期に入っているような感じ。

14回目:現状維持。

15回目:ストレッチしたりしている。

16回目:この1週間をトータルで調子良かった。

17回目:現状維持。

18回目:雨の日は調子が悪い。

19回目:夕方や家事、食事など長時間前かがみになるとしんどいけど、問題なくできるようになりつつある。

20回目:調子が上向いてきた。

21回目:首が楽になり、調子が良い。現在継続中。

まとめ

日中はそこまでではないですが、夕方になると徐々に頭が下がってしまう頭下がり症の症例でした。

そのため、家事ができないレベルの重症で、首周りから背中にかけての筋肉の緊張が強く現れていました。

鍼治療で筋緊張が取れていくと、姿勢が改善し、問題なく生活できるレベルまでは回復しました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

首の痛みについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院