【症例】肩外側の出っ張りの骨周辺の痛み 10代男性

主訴

  • 2週間前より左肩外側の出っ張りの骨周辺が投球時に痛む。
  • 以前当院で左肘痛を治療した経緯があり、今度は肩が痛くなったため早めに来院。
  • 中学軟式野球部に所属している。

症状

・日常生活で痛みはない。

・投球時のみ痛みがある。

・瞬間的な鋭い痛みである。

・押さえると痛みあり。

トリガーポイント鍼療法

三角筋中部線維と肩甲骨肩峰骨膜のMPSと判断し、トリガーポイント鍼治療を行いました。

【治療部位】

三角筋中部線維、肩甲骨肩峰骨膜など

三角筋中部トリガーポイント

三角筋は、肩関節を覆っている筋肉で、前・中・後部線維からなり、痛みの出方によって、治療部位が変わります。

今回は、触診で三角筋の中部線維と肩峰という骨にトリガーポイントが形成されていました。

1回目:触診にて、三角筋中部線維と肩峰直下に投球時と同じ痛みが再現されたため、その部位に集中的に鍼治療を行う。患部に鍼が当たると痛みの再現あり。

2回目:前回の治療後、少し痛みが軽減した。軽くキャッチボールをしながら塁間までは痛みなく投げられるとのこと。

3回目:初回10の痛みが3になった。痛みがなければスローイングの距離をのばすよう指導。

4回目:調子良くなり、今まで通り投げられるようになったとのこと。

まとめ

野球肩の症例です。

以前、野球肘の治療をして治った経緯があり、すぐ来院されました。

治療間隔は、2週間に1回の治療でした。

治療期間は、痛みがなければキャッチボールをしてもらい、少しずつ距離をのばしていくように指導しました。

前回の野球肘の治療のときも、同じように投球を続けていきながら治していきました。

痛みの程度によっては、ノースローを指示することもありますが、投げながらでも治る症状と判断しました。

中学生は、まだまだしっかりとした筋肉が出来上がっていませんので、投球過多になると、痛みが出てきます。

早めの対処で治療していくべきです。

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野球肩・野球肘

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