【症例】塁間を全力で投げると痛い野球肩 30代男性

主訴

  • 全力で塁間を投げるのがきつくなった。
  • 投手だが投げられないので、セカンドを守っている。
  • 10日後に大事な大会で投手として投げるので何とかしてほしいと高知県から当院へ来院。

症状

痛みを肩の前と横が痛い。

押すと痛い。

トリガーポイント鍼療法

  • 上腕二頭筋長頭トリガーポイント
  • 肩甲下筋トリガーポイント

施術部位

上腕二頭筋長頭腱、肩甲下筋腱、棘上筋腱、棘下筋腱など。

肩の前の痛みは上腕二頭筋長頭腱、肩の横の痛みは肩甲下筋腱、棘上筋腱、棘下筋腱など腱板を構成する腱が原因と考えられました。

その部分に対して集中的にトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:試合前日に再来院。塁間はある程度投げられるようになった。カーブを投げると痛い。

3回目:大会に投手として臨んだ。試合中に痛みはなかったが、イニング間のキャッチボール時に痛みがあった。かなり良くなっていたとのこと。

まとめ

遠方からの来院で、大会まで10日しかありませんでしたので、それまでできる限りの鍼治療を行いました。

結果もよく満足されておりました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院