【症例】腱板損傷で右肩が上がらない 40代男性

主訴

  • 4ヵ月前に腕立て伏せをして以来、右肩が上がらない。
  • 整形外科で腱板損傷と診断された。
  • 日常生活で辛いので何とかならないかと当院へ来院。

症状

後ろにシートベルトをとる動きが一番辛い。

肩を後ろと横に上げる動きで可動域制限がある。

トリガーポイント鍼療法

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  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

棘下筋腱、棘上筋腱、三角筋。

エコー検査の結果、棘下筋腱と棘上筋腱に原因があることがわかったため、その部分を集中してトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかりポイントに響かせる。直後に可動域制限が解消される。

2.3回目:病院でのリハビリと並行して鍼治療を行う。

4回目:鍼後は調子良いが元に戻ってしまう。

5回目:可動域は改善している。たまにズキッとくる。

6.7回目:可動域がかなり改善してきた。

8.9回目:後ろに手を回す動きのみ難しい。他の動きはOK。

10.11回目:日常生活で不自由はなくなった。後は、プラスαの動き(キャッチボールや筋トレ)で痛みなく可動域がほしい。

12回目:ダンベルフライで不安感がある。

13~16回目:残りの痛みや不安感に対して継続治療中。

まとめ

10回の治療で日常生活では支障がないレベルまで改善しました。

元々、運動をする習慣があり、それがうまくできないのがおもしろくないとのことで、プラスαの細かな動きや痛み、不安感に対して継続治療をしている最中です。

普段の日常が取り戻せたとしても、今までやってきた運動がうまくできないのは楽しみがなくなるものです。

しっかり完治までもっていきたい症例です。

同じような悩みを抱えている方は、ご連絡ください。

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