【症例】右肩の腱板損傷と五十肩 60代男性

主訴

  • 1年前にキャッチボール後にゴルフスイングの練習をして以来、右肩が痛くなり、ずっと痛みに波があったが、ここ2ヵ月で悪化している。
  • 整形外科では腱板損傷と五十肩と診断を受け、湿布と痛み止めを服用しているが、改善がない。
  • 関節注射を2週間に1回しており、注射後2日は良いが、元に戻ってしまう。
  • 根本的に治さないといけないと考え、当院へ来院。

症状

痛みは右肩の前面と関節周りに出る。

痛みが出る動きは、物を持ち上げるとき、包丁を使うとき、腕を前に振るとき、水平まで腕を持ち上げるとき、特に夜横になって寝ているときが痛い。

腕を横から上げるとき、上げ始めが痛く、上げてしまえば痛みはない。

肘を直角に曲げて90度まで腕を上げると痛い。

床に肘を付いて負荷をかけると痛い。

トリガーポイント鍼療法

  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、三角筋など。

腱板損傷で一番損傷しやすい腱は、棘上筋です。

棘上筋の1箇所とは限らず、他の棘下筋や肩甲下筋も傷めているケースもあります。

動作分析やエコー検査の結果、棘上筋と棘下筋の腱に痛みの原因があると判断しました。

そのため、原因の腱を多めに、他の部分は少なめにトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:エコーガイド下で肩甲下筋、棘上筋、棘下筋の腱を集中して響かせる。

2回目:鍼治療後、一時的に痛みが悪化。その後痛みが減少。初回の痛みより減っている。前回と同じように鍼を打つ。

3回目:動かし始めがまだ痛い。

4回目:つった感覚がある。棘上筋腱を多めに刺鍼。

5回目:良い感じになってきた。肩を動かす不安感がなくなった。

6回目:格段に良くなった。動かし始めがスッと動くようになった。

7回目:若干残っているが、状態が良い。終了。

まとめ

4回目までは5日に1回ペース、その後10日に1回ペースで来院いただきました。

5回目から一気に調子が良くなり、日常生活に支障がないレベルまで改善しました。

腱板が損傷していても痛みが改善すれば問題ありません。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

腱板断裂・腱板損傷について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院