【症例】朝肩が突っ張る肩関節周囲炎 70代女性

主訴

  • 起床時、肩関節の後面が突っ張る。
  • 服を脱ぐときに痛む。
  • 早くゴルフがしたいのとリハビリの先生に当院を勧められて来院。

症状

可動域制限はない。

肩関節水平内転で肩の後面が痛い。

トリガーポイント鍼療法

  • 棘下筋トリガーポイント
  • 三角筋後部線維トリガーポイント

施術部位

棘下筋、三角筋、腱板など

週1でリハビリに通っており、鍼治療も週1で併用するよう伝えました。

肩関節の動きから、肩の後面に付いている棘下筋と腱板が原因と考え、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:起床後良かったが、また痛くなった。

3回目:水泳をしている。クロールでの痛みがなくなったが、背泳ぎで今度は肩の前面が突っ張る。

4回目:現状維持。

5~6回目:良くなっている。

7回目:ゴルフのスイングをしてみたら大丈夫だった。朝の突っ張りもなくなった。終了。

まとめ

週1の鍼治療を続けていき、改善しました。

肩関節周囲炎は、鍼治療とリハビリを並行して行うと効果的です。

突っ張る痛みは、必要以上に筋肉が引き伸ばされたときに起こります。

つまり、筋肉が硬くなっているということなので、鍼治療で筋肉を柔らかくすることが大切です。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

五十肩について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院