【症例】痛みが広がり悪化している右肩の痛み 70代女性

主訴

  • 1年前に手作業をしていたら翌日に右肩が痛くなった。
  • 病院でのリハビリ、電気治療、鍼灸院などで施術をしていた。
  • 半年後、腕を後ろに引く動きで痛みが出始め、その後二の腕や肩甲骨周りまで痛みが広がってきた。
  • ヒアルロン酸注射を5回打つが変化がない。
  • 今日までその症状が残ったまま、腕を上げることもできないので、当院へ来院。

症状

痛みが強く、どの方向に腕を上げても痛い。

日常生活では着脱衣時やシャンプーなど腕を動かす作業が辛い。

肩関節可動域は、腕を前に上げる動き90度まで、横に上げる動きとも45度までしか上がらない。

トリガーポイント鍼療法

  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

棘下筋、腱板、三角筋など。

どの動きでも可動域制限が認められるため、肩関節の中にある腱板部とその外にある三角筋に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:鍼直後、可動域の改善がみられた。

2回目:鍼治療後、痛みが軽減された。可動域も広がるが、次の日には元に戻るとのこと。

3回目:鍼治療後、可動域が広がっている状態でストレッチをするよう指導。

4回目:疼くような痛みが軽減した。頑張ってストレッチをしているが痛い。

5~6回目:可動域が少しずつ上がっている。

7回目:前に腕を上げる角度が120度までいくようになった。

8~9回目:ストレッチは1日5回までが限界。

10回目:腕を横に上げる角度は100度までいくようになった。

11回目:今まで週2回の治療だったが、今日から週1回に空ける。

12回目:大胸筋のストレッチを追加。

13~14回目:さらに可動域が広がってきた。

15~16回目:現状維持。

17回目:早く腕を上げることは痛くてできないが、ゆっくりなら日常生活に支障がないレベルの範囲で動かせるようになった。コロナの影響で一旦中止。引き続き毎日ストレッチをして肩を動かすように指導。

まとめ

週2回で10回、その後週1回の鍼治療を継続して行いました。

鍼治療後は、筋肉の緊張が和らぎ、痛みが取れるため、可動域が広がるのですが、すぐ固まってしまう状態が続いていました。

そのため、鍼治療と並行して自分で痛くても動かすようにしてもらいました。

この症状は、痛みがあっても動かさないと改善まで時間がかかります。

最終的には、ゆっくりなら動かせるレベルまで改善しました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

肩の痛みについて詳しくはこちら

肩の痛み

この記事に関する関連記事