【症例】リリース時に痛い野球肩 10代男性

主訴

  • 8ヵ月前、試合前のキャッチボールをしているとき、少し違和感があり、その後痛くなった。
  • 整骨院で腰が原因と言われ治療していたが、治らない。
  • 1ヵ月後に県外へ進学するので、それまでに少しでも痛みをとりたいと思い、来院。

症状

手を上げて後ろに持っていくときとリリース時に痛い。

軽くならキャッチボールはできる。

強く投げるのはできない。

トリガーポイント鍼療法

  • 棘下筋トリガーポイント
  • 三角筋後部線維トリガーポイント

施術部位

棘下筋、三角筋後部

触診で肩後面の棘下筋腱で痛みがあり、そこ集中的に施術していきました。

症状経過

1回目:細い鍼でポイントに当てる。

2回目:鍼後痛かったが、その3日後に投げて痛みが減っていた。

3回目:スローイングでの痛みはない。強く投げても大丈夫だった。少し不安感がある。

4回目:スローイング時の痛みはなくなった。投げ終わった後に痛みが少しある。調子がよかったので投げすぎたかも。県外に進学するので終了。その後の連絡で1年生ながらメンバーに選ばれ頑張っているとのこと。

まとめ

週一で治療しました。

初診時に痛みのポイントがはっきりわかったので、改善スピードも早かったです。

甲子園目指して頑張っているようです。

野球肩でお悩みの方は、ご連絡ください。

野球肩・野球肘について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院