【症例】動悸、不安感、めまい、気分不良 80代女性

主訴

  • 半年前から動悸、不安感、めまいがあり、気分が悪い。
  • 先日、風呂上がりに胸が苦しく気分が悪くなり、脈拍125、血圧178まで上昇し、救急車で運ばれた。
  • 病院では、病気はなくその日のうちに帰宅した。
  • 翌日も同じような症状が起こり、近くの病院で自律神経失調症と診断された。

症状

フラフラして動きがしっかりしない。

睡眠不足。(早く目が覚める)

気分不良。

半年前から肩こりがひどい。

トリガーポイント鍼療法

  • 肩甲挙筋トリガーポイント
  • 頭半棘筋トリガーポイント

施術部位

半年前から気分不良で、その頃からひどく肩こりを感じるようになったことから、肩こりと自律神経に関わる首の筋肉をメインにトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:細めの鍼でしっかり施術。

2回目:動悸が減った。首がスッキリした。

3回目:鍼後スッキリするが、次の日はしんどかった。全体的には良いが、頭の圧迫感がある。

4回目:朝方調子が悪いことが多い。動悸はなくなった。頭の重さが残る。

5回目:だいぶ改善された。外出が不安であるが、買い物に行けるようになる。

6回目:たまにフラフラする。

7回目:調子良い。日によって頭が重い。

8回目:不安感があるが、調子は安定している。

9回目:2週間後に来院。首の凝りを感じなくなった。不安なく外出できるようになった。一旦様子見。

10回目:2ヵ月後に来院。メンテナンスにきた。調子安定している。今後も適度にメンテナンスに来るとのこと。

まとめ

週1回の施術から始めて、安定したら2週間に1回で様子をみていきました。

首の凝りが和らいでいくに従い、自律神経も安定していきました。

自律神経失調症と診断され、同時に凝りも自覚している方は、凝りの治療も併せて行うと効果的です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

自律神経失調症について詳しくはこちら

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