【症例】心臓手術後の手足のしびれ、震え、めまい、動悸、手汗などの自律神経異常 30代男性

主訴

  • 2年程前から今の症状があったが、落ち着いていた。
  • 1ヵ月前に不整脈のカテーテル手術をしてから、自律神経症状が再発した。
  • 仕事にも支障がでてきたので、何とかならないかと当院へ来院。

症状

主症状は、手足のしびれ、めまい、手汗で、ひどくなると動悸がする。

首が異常に凝りやすい。

トリガーポイント鍼療法

  • 頭半棘筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、菱形筋など。

触診やエコー検査の結果、首の凝りが強く、自律神経異常の原因となっていました。

首こりを改善することで、自律神経が整いやすくなると説明し、首周りの筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:調子良かったが、また悪くなった。今はめまいと手足のしびれが辛い。1ヵ月間仕事を休んで鍼治療に専念したい。

3回目:しびれがひどいが、少し良くなった。

4回目:動いているときはしびれは大丈夫だが、安静時に強くなる。

5回目:体全体が楽になってきた。回復してきた印象。

6回目:マッサージに行ってひどくなった。めまいがする。

7回目:調子良かった。

8回目:一昨日から仕事に復帰したが、大丈夫。終了。

まとめ

週2回の鍼治療を1ヵ月行いました。

仕事復帰まで1ヵ月と短かったですが、仕事ができるまで改善しました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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