【症例】首こりと過敏性腸症候群 30代女性

主訴

  • 20年前から過敏性腸症候群、10年前から首こりがひどくなった。(中学の頃から自律神経が乱れていた)
  • ストレスに弱く神経質な性格で、首こりは夜中の食いしばりが原因と考えている。
  • 現在漢方内科に通院中で鍼灸が体に合うので当院へ来院。

症状

4年前から漢方服用。

後頭部の凝りが強い。

起床時が特に痛い。

歯ぎしりがひどいのでマウスピースをしている。

下痢になりやすく、ガスが溜まりやすい。

生理前は首こりと腰が痛くなる。

トリガーポイント鍼療法

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施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、菱形筋、多裂筋、脊柱起立筋、大殿筋など。

首こりと腰痛、過敏性腸症候群と自律神経の乱れが影響を与えている可能性がありました。

触診とエコー検査で筋肉の緊張が強くあり、その部分に対してトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:1週間効果が持続した。便の形がある状態になった。冷えると悪化しやすい。

3回目:軽く下痢をする程度でそこまでひどくはない。生理前は首こりがしんどい。

4.5回目:調子が悪い。

6回目:割と状態は良い。

7回目:下痢気味。

8回目:今週は凝りが強い。

9回目:排卵期になると症状が強い。(PMS)凝りの自覚はないが、目が開きにくい。

10回目:目の疲れがピーク。

11回目:めまいがする。元々めまいも出やすいとのこと。

12回目:目が疲れる。

13回目:今回は頭痛が辛かった。

14回目:まずまず。乗り物酔いしやすい。

15回目:首こりと腰痛が強い。

16回目:目の疲れとめまいがしんどい。

17回目:首こりがひどくなると、めまいが出る。

18回目:調子良い。

19回目:悪くないが多少下痢気味。

20回目:下痢と頭痛がひどい。

21回目:首こりは楽だが腰が痛い。

22回目:目の疲れ、首こり、腰痛が辛い。

23回目:PC作業が多く目の疲れと首こりがひどい。

24回目:首こりはひどいが、頭痛はなくなった。

25回目:最近自律神経が乱れているのを自覚している。胃腸の調子が良くない。

26回目:安定してきた。

27回目:調子が良くなってきた。

28回目:生理前は筋肉が凝りやすいが、以前のようなしんどさがなくなってきている。

29回目:調子が良い。

30回目:ストレス、イライラ、落ち込みで精神的に疲れている。

31回目:調子が回復していきた。自己回復できるようになった。

32~38回目:現状維持、安定。

39回目:鍼をするとその後元気に過ごすことができる。胃腸の調子も安定している。

40回目:気分不良あり。

41回目:元気になった。

42~46回目:調子が安定している。

47~54回目:調子が安定しているので、月1回のメンテナンス中。

まとめ

30回くらいまでは良かったり悪かったり波が激しい状態でしたが、その後安定感が出てきて、現在は月1回のメンテナンスを行っています。

首こりや多少自律神経が乱れても自己回復できるようになったことが、今後生活していくうえで重要になったようです。

そのためには日々のメンテナンスが大切です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

運営者情報

運営者情報
会社名 株式会社HARI51「なかいし鍼灸院」
代表者 代表取締役・院長 中石真人
経歴 高陽東高校→明治鍼灸大学→朝日医療専門学校

トリガーポイント・ファシアリリース専門鍼灸院として、症状の改善はもちろん、自分の健康を自分の力でコントロールできる人を一人でも多く増やすことを理念に掲げ、日々施術にあたっている。

資格 鍼灸師・柔道整復師
創業 平成24年9月3日
所在地 広島市中区上八丁堀4-28松田ハイツ702
電話 050-1255-9166

首こり(頚性神経筋症候群)について詳しくはこちら

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