【症例】肩から肘にかけて激痛が走る 60代女性

主訴

  • 1ヵ月前から右肩から肘にかけて激痛が走るようになった。
  • 日に日に痛みで可動域が狭くなっている。
  • 自分で揉んだり湿布である程度痛みは軽減されるが、このままでは治らないと思い、紹介にて当院へ来院。

症状

ゆっくり動かすと可動域は正常範囲内。

瞬間的に動かすと激痛が走る。

首や肩甲骨周りにも痛みが広がる。

トリガーポイント鍼療法

  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

棘下筋腱、棘上筋腱、肩甲下筋、三角筋など。

特に思い当たる原因はないとのことでした。

五十肩に似たような症状でしたが、著しい可動域制限はありませんでした。

エコー検査の結果、肩関節を構成する内部の腱に痛みの原因があると判断し、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:肩が動かしやすくなった。

3回目:昨夜から痛みが強い。

4回目:後ろに手を回すのが痛い。

5回目:肩を動かさないようにしているので、他の部位が凝っている。

6.7回目:良くなっている。

8回目:転倒して腕がジンジンする。

9.10回目:腕を後ろに回すのは痛い。

11~13回目:現状維持。

14回目:痛み始めた頃の痛みのレベルまで改善した。

15回目:来月からゴルフ再開したい。スイングで引くときに痛い。

16.17回目:良くなっている。

18回目:腕を上に上げるときにつまり感がある。

19回目:瞬間的な動きに不安感がある。

20回目:スイングで最後まで振り切ると痛い。

21回目:痛いながらもゴルフを再開できた。

22回目:鍼を打つ部位を変更する。

23回目:現状維持。

24回目:起床時に痛い。

25回目:ゴルフをしたが悪化なし。

26回目:寝返りが痛い。

27回目:エコー確認にて筋膜の癒着がとれてきている。

28回目:ブラのホックの動作が辛い。

29回目:今日が一番調子が良い。

30回目:後ろに手を回すのが難しい。

31回目:痛みのない範囲で動かすように指導。

32回目:あと少しのような感じ。

33.34回目:良くなっている。

35回目:ワクチンを打って腕を上げにくい。

36.37回目:現状維持。

38回目:肩関節の動きで最後まで動かすと痛い。

39回目:ゴルフできているが、スイングの最後が伸びにくい。

40~42回目:肋骨を強打して肋骨の方が痛い。

43回目:調子が良い。

44~46回目:現状維持。

47回目:安定している。

48回目:どの動きでも痛みがなくなった。

49.50回目:完治として終了。

まとめ

20回程度でゴルフができるまで改善し、その後は細かな可動域制限の改善を目指して治療を行い、50回で完治しました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

運営者情報

運営者情報
会社名 株式会社HARI51「なかいし鍼灸院」
代表者 代表取締役・院長 中石真人
経歴 高陽東高校→明治鍼灸大学→朝日医療専門学校

トリガーポイント・ファシアリリース専門鍼灸院として、症状の改善はもちろん、自分の健康を自分の力でコントロールできる人を一人でも多く増やすことを理念に掲げ、日々施術にあたっている。

資格 鍼灸師・柔道整復師
創業 平成24年9月3日
所在地 広島市中区上八丁堀4-28松田ハイツ702
電話 050-1255-9166

五十肩について詳しくはこちら

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