【症例】卓球による右肩甲骨と右肘痛　40代男性

• 3ヵ月前から卓球後に右肘の痛みが強くなり、現在は安静時でも痛く、物を掴むのも落としてしまうことが多くなった。
• 同時に昔から右肩甲骨が痛かったが、余計痛みが増している状態である。
• 卓球は週3回していたが、今は中止して様子をみている。
• 1ヵ月前に電気治療などして痛みが緩和していたが、最近痛みがぶり返してきており、根本的に治さないといけないと思い、当院へ来院。

元々肩こり持ち。

同じ姿勢からの動き出して痛みが強くなる。

常に痛みはある状態。

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、菱形筋、棘下筋、上腕骨外側上顆、前腕伸筋など。

肩甲骨の痛みは肩こりの悪化に伴うもの、肘の痛みはいわゆるテニス肘の状態でした。

その両方に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

1回目:しっかり患部に響かせる。

2回目:若干良い。寝違えて肩甲骨の痛みが強い。

3回目:肘は良くなっている。肩甲骨の方が痛みが強い。

4回目:肩甲骨の痛みが楽になってきている。肘も痛みがあるが、日に日に良くなっている。

5回目:上腕骨外側上顆の痛みがなくなった。違和感レベル。

6回目:卓球を再開した。少し痛みがあった。来月の試合に出たい。

7回目:試合できた。多少痛みがあるが、前ほどの痛みではない。

8回目:卓球後痛みがあってもすぐ回復するようになった。

9回目:日常生活にも支障がなくなり、卓球でも気にならないレベルとなる。今後定期的なケアとする。

肩甲骨と肘は、痛みの原因が違いますが、同時に治療することで早期に改善しました。

現在は痛みなく卓球を楽しんでおられます。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。