【症例】造園業での酷使で5年続く肘の痛み 40代男性

主訴

  • 造園業で5年前から手を酷使しており、肘の外側の痛みが続いている。
  • 病院ではテニス肘と診断され、電気治療や注射をして良くなったが、仕事で使っていると痛みが倍増してしまう。
  • 最近痛みが増しており、仕事をしながら治したいと当院へ来院。

症状

手首を反らす、親指側へ手首を反らす動きで肘の外側に痛みが出る。

日常生活でも痛みがあるが、仕事中が特に痛みが強い。

トリガーポイント鍼療法

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施術部位

上腕骨外側上顆、総指伸筋、腕橈骨筋、橈側手根伸筋など。

テニス肘テストやエコー検査の結果、上腕骨外側上顆に原因があると考え、その部分と前腕の筋肉に集中してトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:初回より良い。総指伸筋ラインをメインに施術。

3回目:前回よりさらに良くなっている。

4回目:よく使ったので、痛みが一時的に悪化している。

5回目:上腕骨外側上顆のみ痛みがあるが、鍼を始めてから調子が良い。

6回目:今までで一番調子が良い。仕事を続けながらでも改善している。

まとめ

仕事柄、手を使うことが多いので、仕事をしながら治すのは時間がかかると思っていましたが、比較的早期に改善しました。

今後また痛みが再発するケースもあります。

その場合も早めに鍼治療を行うと回復が早まります。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

肘の痛みについて詳しくはこちら

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