【症例】耳鳴りによる不眠　50代男性

• 昔から慢性的に耳鳴りがあるが、半年前からひどくなった。
• 耳鳴りの音が気になり眠れない。
• 耳鼻科では治らないと言われているが、せめて眠れるくらいの耳鳴りの音にしたいと当院へ来院。

両方の耳が鳴っているように感じる。

症状に波がある。

音は基本的にキーンという高音。

口を開けると音が大きくなる。

静かな所で気になり、日中は気にならない。

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頭板状筋、側頭筋、翼突筋、顎二腹筋、胸鎖乳突筋、頚板状筋など。

触診の結果、首の筋肉の緊張が強く、耳周りの血行不良が推測できました。

本人は首こりの自覚が全くないようでしたが、首こりに関する筋肉と顎、側頭部の筋肉など耳周りにある筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

1回目:しっかり響かせる。かなり反応が強い。

2回目:あまり変化なし。

3回目:一進一退。今日は調子が良いが、昨日は悪かった。

4回目:筋肉の緊張が減少。今週は調子が良かった。眠れるようになってきた。

5回目:波はあるが、調子良くなった。不眠も解消された。一旦様子見。

週1回の鍼治療を継続して行いました。

回数を重ねるごとに耳鳴りの音が減少していき、睡眠時も気にならない程度に落ち着きました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。