頭痛

• 慢性的な頭痛に困っている！
• できるだけ薬に頼りたくない！
• 肩こりがひどくなると頭痛もひどくなる！
• 吐き気がすることもある！

このような悩みを抱えていませんか？

当院は、広島市中区上八丁堀にある頭痛の施術をしている鍼灸院です。

頭痛が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか？

鍼治療は、頭痛の原因となる首肩こりやストレスや体の緊張からくる自律神経の乱れを整え、免疫力や自然治癒力を高めることで頭痛を改善します。

このページでは、当院の頭痛に対する鍼治療について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

頭痛の種類は、大きく2種類に分かれます。

• 一次性頭痛…特にはっきりとした病気があるわけではないのに繰り返し起こる頭痛。ほとんどの頭痛がこれ。
• 二次性頭痛…病気が原因で起こる頭痛。頭痛全体の1％。脳腫瘍やくも膜下出血など命に関わる頭痛。

これまでに経験したことのないような強い頭痛が突然起きたり、手足の麻痺やしびれ、ケイレン、激しい嘔吐、高熱などを伴う頭痛は、至急脳神経外科へ行ってください。

このページでは、命の危険のない一次性頭痛について解説します。

一次性頭痛は、

• 緊張型頭痛
• 偏頭痛
• 群発頭痛
• 後頭神経痛
• 薬の使い過ぎによる頭痛

などがあります。

緊張型頭痛は、日本人の2000万人が悩んでいる最も多い頭痛です。

姿勢の悪さや長時間のPC作業など普段の生活習慣が原因となり、首や肩の筋肉の緊張や凝りによって発生する頭痛です。

緊張型頭痛は、鈍い痛みで我慢できないほどの痛みではありません。

数時間から数日反復する場合や毎日続く場合もあります。

首や肩の凝りを伴うこともあるので、凝りが弱まると、頭痛も軽減することがあります。

緊張型頭痛の次に多いのが、偏頭痛です。

偏頭痛持ちの日本人は約1000万人いるといわれ、女性に多いのが特徴で、男女とも10代～50代の「働き盛り」と呼ばれる年齢に多く発症します。

偏頭痛の特徴的な症状は、

• ズキンズキンと脈打つように痛い
• 寝込んだりして生活に支障をきたす
• 吐き気や嘔吐を伴う
• 光や音、匂いに敏感になる
• 1回の持続時間が4～72時間
• 前兆として閃輝暗点（視界にキラキラ、チカチカした光）が出現することがある

などです。

偏頭痛の頻度は、人によって違いがあり、年に数回の人もいれば、週に何日も痛む人もいます。

環境や不規則な生活習慣、頭痛薬の飲み過ぎにより、慢性的な偏頭痛になってしまう場合もあります。

月に15日以上、3ヵ月を超えて起こる偏頭痛は、慢性的な状態です。

男性に多く、目の後ろを通っている内頚動脈の炎症が原因と考えられています。

群発頭痛の特徴的な症状は、

• 目をえぐられるような激しい痛み
• 一度症状が現れると、1～2ヵ月毎日続く
• 一日に頭痛が現れる時間は1～2時間

などです。

非常にまれな頭痛です。

後頭神経痛は、最近少しずつ増えてきている頭痛で、緊張型頭痛に似ており、首肩の凝りや不良姿勢、PC作業などによって、発生します。

首から後頭部にかけて大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経が走行しており、それらの神経が首の筋肉の凝りによって圧迫されることで痛みが出ます。

後頭神経痛の特徴的な症状は、

• 片側の首から後頭部～頭頂部、耳の後ろが痛む
• ビリッと一瞬電気が走るような痛みを繰り返す
• チクチク、ズキズキする痛みが主

などです。

1週間ほどで自然に痛みが治まることが多いです。

薬の効きが悪くなったと感じることはありませんか？

実は、頭痛薬の飲み過ぎによる頭痛というものがあり、頭痛薬を飲み続けている人の3割は、薬を止めることで改善すると言われています。

• 頭痛が月に15日以上ある
• 頭痛薬を月に10回以上飲んでいる
• 頭痛薬が効かなくなっている
• 起床時にも頭痛がある
• 薬を飲んでも頭痛が強くなる

これらに当てはまる場合は、薬を飲み続けることで慢性的な頭痛になるだけでなく、薬による頭痛に発展して治らなくなります。

頭痛に対する不安感もあるとは思いますが、一日も早く止めるべきです。

当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

つまり、「頭痛の原因」がトリガーポイントであり、「症状」が関連痛です。

痛い場所と痛みの原因が一致しないということです。

症状と原因が一致しないことが筋膜の痛みの一番の特徴です。

頭痛は、痛みを感じている場所が関連痛であり、トリガーポイントは他の場所（首や肩）にあります。

（✖:トリガーポイント　赤:関連痛）

✖がトリガーポイントで赤く記されている部分が実際に痛みを感じている場所になります。

これは、頭半棘筋という首の筋肉で、この筋肉にトリガーポイントができると、後頭部やこめかみに痛みが現れます。

このように首にトリガーポイントができることによって、頭痛の原因となる一例です。

当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。

近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜や腱、靭帯など軟部組織（ファシア）にできることが解明されました。

頭痛のトリガーポイントは、筋膜にできます。

筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。

横に伸びる白い線が筋膜です。

より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。

つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。

筋膜の癒着＝トリガーポイントを解消することで、頭痛が軽減していきます。

当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、頭痛が改善します。

以下、当院での改善した頭痛の鍼灸症例です。

参考にしてみてください。

施術時間は、初回問診を含めトータル50～60分、2回目以降20～40分です。

目安です。症状や治療部位によって前後することがあります。

初回は、時間に余裕を持ってお越しください。

遅刻は、施術時間の短縮、またはキャンセルになることもありますので、ご理解ください。

縮景園前駅から当院が見えます。

横断歩道を縮景園や広島県立美術館とは反対方面に渡ります。

白いマンションが当院です。

マンションに入り、7階702号室までお上がりください。

白島線沿いを白島方面に向かっていただき、「縮景園前」の道路標識を左折してください。

左折するとすぐ当院が見えます。

当院には専用の駐車場がございません。

アーバンビュー地下駐車場が一番近い駐車場です。