【症例】突発性難聴による聞こえにくさと耳鳴り 30代男性

主訴

  • 2ヵ月前に突発性難聴を発症し、1ヵ月程入院して高気圧酸素療法など行い、近くの整体にも3回行った。
  • そこまで変化がなく、会話が聞き取りにくいのが苦痛である。
  • その後仕事が忙しく治療できていなかったが、落ち着いてきたので、当院へ来院。

症状

高音の聴力低下。

耳の閉塞感は常にある。

耳鳴りも高い音が常にある。

トリガーポイント鍼療法

トリガーポイント鍼療法

施術部位

胸鎖乳突筋、顎二腹筋、頭半棘筋、頭板状筋、頚板状筋、側頭筋、耳周りなど。

耳周りの血流を上げるため、胸鎖乳突筋など首や耳周りの筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:耳鳴りが小さくなった時間が多くなった気がする。病院での聴力検査は変わりなかった。

3回目:鍼治療の翌日は調子が良いが、徐々に戻ってくる感じ。

4回目:耳鳴りが気にならない時間が増えた。

5回目:耳の閉塞感からくる圧迫が減った。耳鳴りは変化なし。

6回目:現状維持。

7回目:自覚を良くなっているが、聴力検査は変わりなかった。

8回目:つまりはあるが、気にならなくなってきている。

9回目:日によって波がある。悪い日の方が少なくなっている。

10回目:今週が一番調子良かった。

11回目:聴力検査が良くなっていた。

12回目:耳鳴りが気にならないようになった。病院ではこれ以上の改善は難しいと言われた。つまりだけでも治したい。

13回目:現状維持。

14回目:耳鳴りが良くなった。

15.16回目:現状維持。

17回目:調子良い方だった。

18~20回目:調子の波がなくなり良い状態で続いている。つまりも取れてきた。

21回目:会話の聞き取りにくさもなくなり、耳鳴りも気にならなくなった。

22回目:調子が良い。耳のつまり感も気にならなくなった。

まとめ

根気強く鍼治療を続けることで、改善しました。

1回1回の治療で劇的な変化が出るわけではありませんが、積み重ねていくと初回とは比べ物にならないくらい改善します。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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