主訴
- 2ヵ月前に突発性難聴を発症し、1ヵ月程入院して高気圧酸素療法など行い、近くの整体にも3回行った。
- そこまで変化がなく、会話が聞き取りにくいのが苦痛である。
- その後仕事が忙しく治療できていなかったが、落ち着いてきたので、当院へ来院。
症状
高音の聴力低下。
耳の閉塞感は常にある。
耳鳴りも高い音が常にある。
トリガーポイント鍼療法
施術部位
胸鎖乳突筋、顎二腹筋、頭半棘筋、頭板状筋、頚板状筋、側頭筋、耳周りなど。
耳周りの血流を上げるため、胸鎖乳突筋など首や耳周りの筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。
症状経過
1回目:しっかり響かせる。
2回目:耳鳴りが小さくなった時間が多くなった気がする。病院での聴力検査は変わりなかった。
3回目:鍼治療の翌日は調子が良いが、徐々に戻ってくる感じ。
4回目:耳鳴りが気にならない時間が増えた。
5回目:耳の閉塞感からくる圧迫が減った。耳鳴りは変化なし。
6回目:現状維持。
7回目:自覚を良くなっているが、聴力検査は変わりなかった。
8回目:つまりはあるが、気にならなくなってきている。
9回目:日によって波がある。悪い日の方が少なくなっている。
10回目:今週が一番調子良かった。
11回目:聴力検査が良くなっていた。
12回目:耳鳴りが気にならないようになった。病院ではこれ以上の改善は難しいと言われた。つまりだけでも治したい。
13回目:現状維持。
14回目:耳鳴りが良くなった。
15.16回目:現状維持。
17回目:調子良い方だった。
18~20回目:調子の波がなくなり良い状態で続いている。つまりも取れてきた。
21回目:会話の聞き取りにくさもなくなり、耳鳴りも気にならなくなった。
22回目:調子が良い。耳のつまり感も気にならなくなった。
まとめ
根気強く鍼治療を続けることで、改善しました。
1回1回の治療で劇的な変化が出るわけではありませんが、積み重ねていくと初回とは比べ物にならないくらい改善します。
同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。
この記事に関する関連記事
- 【症例】自律神経の乱れからくる耳鳴り、めまい、息苦しさ 30代男性
- 【症例】鼻をかみすぎて音が聞こえなくなった突発性難聴 70代女性
- 【症例】内耳障害による難聴が改善した一症例 50代女性
- 【症例】突発性難聴によるひどい耳鳴りが改善した一症例 70代男性
- 【症例】突発性難聴による耳鳴りとめまい 30代女性
- 【症例】電話の声が聞き取りにくい4回目の突発性難聴 60代女性
- 【症例】突発性難聴発症後から悪化した不眠症 60代女性
- 【症例】睡眠不足、生活習慣が原因で発症した突発性難聴 60代女性
- 【症例】首の緊張と耳の詰まり 40代男性
- 【症例】就寝時に気になる耳鳴り 50代女性
- 【症例】電話の声が聞き取りにくい突発性難聴 40代男性
- 【症例】耳鳴りによる不眠 50代男性
- 【症例】突発性難聴でコミュニケーションがとりにくい 50代男性
- 【症例】睡眠不足による突発性難聴 50代女性
- 【症例】めまいのある突発性難聴 70代女性
- 【症例】高気圧酸素療法5回終了後に残存する耳の詰まり、突発性難聴 40代女性
- 【症例】耳の詰まりと低音が聞こえにくい突発性難聴 30代男性
- 【症例】コロナストレスによる耳の圧迫感、閉塞感 50代男性
- 【症例】ストレス、疲労による耳のつまり感 60代女性
- 自律神経失調症で耳鳴りがする原因と治療
- 【症例】両耳の突発性難聴 40代女性
- 【症例】静かなところで耳鳴りがする突発性難聴 60代女性
- 【症例】突然の難聴、突発性難聴の疑い 80代男性
- 【症例】ライブ後の耳鳴り 20代男性
- 【症例】突発性難聴による耳閉塞感と聴力低下 20代男性
- 【症例】閉塞感が強い突発性難聴 50代女性
- 【症例】パソコン作業による耳鳴り、難聴 50代女性
- 耳鳴りとめまい、ふらつきが治らない原因は?実は首こりにある!
- 耳鳴りに効くトリガーポイント
- 【症例】ひどい耳鳴りの時にめまいがするメニエール病 40代男性
- 首こりと耳鳴りの関係とは?
- 【症例】首こりに伴うめまい、耳鳴り 30代女性
- 【症例】耳鳴り(トンネルに入った感じの閉塞感)、首肩の痛み 30代男性
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。