【症例】睡眠不足、生活習慣が原因で発症した突発性難聴 60代女性

主訴

  • 2週間前の朝、突発性難聴を発症した。
  • 睡眠不足や生活習慣が悪かったのが原因と考えている。
  • 突発性難聴には鍼治療が良いと聞いて、当院へ来院。

症状

左耳の詰まり感がメインの症状。

詰まることによって聞こえが悪くなる。

全く聞こえないわけではない。

朝の詰まりが強く、夕方は弱くなる。それに伴い聞こえも回復する。

セルフストレッチすると少し楽になる。

耳鳴りもあるが、そこまで苦痛ではない。

病院では内耳に問題があり、低音難聴とのこと。

トリガーポイント鍼療法

  • 胸鎖乳突筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、胸鎖乳突筋、顎二腹筋、頚板状筋、菱形筋など。

40年間デスクワークで首こりを常に感じていたようです。

仕事を退職してから、睡眠障害に悩まされるようになり、入眠困難な状態が続いて寝不足になっていたそうです。

生活習慣が乱れて、今回突発性難聴を発症したと考えられました。

首こりを緩和し、自律神経を整えることが重要なので、首周りの筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:詰まりが軽くなった。耳鼻科での検査で聴力が上がっていた。

3回目:朝の詰まりが軽くなり、日中気にならない日もあった。

4回目:一進一退。

5回目:朝の詰まりがピーク。夜耳鳴りがする。

6回目:詰まりが減った。体が楽になっている感じがするが、鍼治療後の好転反応がしんどい。

7回目:昨日は一日中詰まりがなかった。

8回目:耳鼻科で聴力が回復していた。最近は耳より不眠の方が気になるようになっている。

9回目:不眠の鍼治療も追加する。突発性難聴になり、余計眠れなくなった。

10回目:耳の詰まりが完全になくなった。

11回目:耳鼻科に行き、大丈夫とのことで通院が終了した。

12~36回目:耳のメンテナンスをしつつ、不眠の鍼治療に切り替える。

まとめ

週2回の鍼治療を継続して行い、10回ほどで改善しました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

運営者情報

運営者情報
会社名 株式会社HARI51「なかいし鍼灸院」
代表者 代表取締役・院長 中石真人
経歴 高陽東高校→明治鍼灸大学→朝日医療専門学校

トリガーポイント・ファシアリリース専門鍼灸院として、症状の改善はもちろん、自分の健康を自分の力でコントロールできる人を一人でも多く増やすことを理念に掲げ、日々施術にあたっている。

資格 鍼灸師・柔道整復師
創業 平成24年9月3日
所在地 広島市中区上八丁堀4-28松田ハイツ702
電話 050-1255-9166

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