- すね内側の骨が痛い!
- シンスプリントで安静にしているが、一向に治らない!
- 早く競技に復帰したい!
このような悩みを抱えていませんか?
すね内側の痛みは、シンスプリントといい、部活や長距離ランナーに多い症状です。
対処法としては、安静が第一でストレッチで予防しても競技復帰まで時間がかかるケースが多いです。
そんなときに鍼治療をすると、早く競技復帰できます。
この記事では、すね内側の骨の痛みの原因と鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.すね内側の痛みはシンスプリント
1-1.シンスプリントとは
シンスプリントは、スポーツによる過度な繰り返し動作により、すねの内側に痛みが出ます。
特に長距離ランナーや陸上選手に多く、野球やサッカーなど練習で走ることが多いスポーツにも起こります。
すねの骨は、「脛骨」といいます。
脛骨の下1/3に痛みが限局して現れるのが特徴です。
1-2.シンスプリントの原因
一番の原因は、練習量の増加です。
- 高校に入学して練習量が増えた
- 冬練で走る量が増えた
このように必ず原因があります。
脛骨の内側には、ヒラメ筋や後脛骨筋といった走るために必要な筋肉が付いています。
急激な運動量の増加は、これらの筋肉を硬くさせ、脛骨の内側を持続的に引っ張る力が働きます。
その結果、脛骨の内側に炎症が起き、次第に痛みが強くなるのです。
1-3.シンスプリントの進行具合
- 痛みはあるが、アップで体を動かし始めると痛みがなくなる。
- 運動後に痛みが出てくる。
- 運動時は常に痛みがある。
- 日常生活でも痛みがある。
2.シンスプリントの骨の痛みとは
2-1.脛骨の骨膜が痛む
脛骨の内側の炎症が痛みとして現れます。
つまり、シンスプリントの痛みは、骨の痛みなのです。
骨の痛みといっても厳密には、「骨膜の痛み」です。
骨膜は、骨の表面を覆っている薄い膜です。
この骨膜には、痛みのセンサーがたくさんあり、痛みに敏感に反応します。
2-2.骨膜にトリガーポイントができる
シンスプリントで骨膜に異常が発生すると、そこにトリガーポイントができます。
トリガーポイントとは、「痛みの原因になるポイント」のことです。
筋肉のしこりや凝りによくトリガーポイントができますが、骨膜にもできます。
3.トリガーポイントを鍼で取り除く
骨膜にできたトリガーポイントを取り除く方法として、鍼治療が最適です。
骨膜に対して直接アプローチできる方法は、鍼治療だけです。
トリガーポイントに鍼を打ち、正常な骨膜に戻すことで痛みが改善されていきます。
詳しくは、「鍼灸について」、「トリガーポイント療法とは」をご参照ください。
4.まとめ
いかがでしたか?
- シンスプリントの痛みは、骨膜の痛み
- 骨膜にトリガーポイントができる
- トリガーポイント鍼療法が効果的
シンスプリントでお悩みの方は、ご連絡ください。
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