【症例】整形外科、神経内科でも原因不明の腰殿部~下肢痛 40代男性

主訴

  • 半年前から左のお尻が痛くなり、1か月前にお尻~足先まで痛みが出現
  • 50m歩くと左下腿外側が痛くて歩けなくなる
  • 5分立っていると左臀部が痛くなる
  • シビレはない
  • 痛みがとにかく強く、起床時30分は動けない
  • 整形外科、神経内科でレントゲンやMRI検査、血液検査などすべてしたが原因がわからない
  • 痛み止めの薬を飲んでいるが効かなくなってきた

症状

左L4、5ラインの多裂筋を圧迫すると下肢へ関連痛が出る。

前屈は楽だが、腓骨筋や大腿四頭筋へ痛みが出る。

後屈は、臀部痛、左回旋後屈が一番痛い動きである。

トリガーポイント鍼療法

【治療部位】

左多裂筋、大殿筋、中殿筋、腸脛靭帯、前脛骨筋、腓骨筋など

多裂筋トリガーポイント

触診にて、多裂筋を押すと下肢へ症状の再現がみられたので、多裂筋トリガーポイントが原因でした。

中殿筋トリガーポイント

その他、大殿筋や中殿筋トリガーポイントにも鍼を打ちました。

仕事の都合上、月に1回の治療です。

1~2回目:治療後、臀部痛が楽になる。

3回目:痛みは落ち着いてきたが、左拇趾のシビレ感が出てきた。初めは50mも歩けなかったが、それに比べるとかなり楽になった。

4回目:シビレ消失。長時間立位や座位で臀部と前脛骨筋、腓骨筋に痛みが出るほとんど苦痛がなくなった。

現在継続治療中。

通常は週一で通院してほしい症状ではありましたが、月1回の治療でも悪化することなく改善しました。

非常に成績の良い症例だと思います。