【症例】格闘技によるシンスプリント 20代男性

主訴

  • 格闘技のロードワークのし過ぎで、すねの内側が痛い。
  • 5年前から痛みがあり、病院には行っていないがシンスプリントと思う。
  • 運動前と運動後によく痛みが出る。

症状

最近ひどくなったわけではなく、5年前から一定の痛み。

ひどいときは、すねの上方まで痛みが広がる。

すねの骨を内側から押すと痛い。

トリガーポイント鍼療法

シンスプリントのトリガーポイント

施術部位

脛骨骨膜、後脛骨筋など

エコー検査で炎症所見はなく、慢性的なシンスプリントと判断し、脛骨の骨膜、後脛骨筋を中心にトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:鍼治療の経験が豊富のため、しっかり響かせる。

2回目:1週間後に来院。鍼治療後、調子が良かった。

3回目:2ヵ月後に来院。やっぱり通院しないと痛い。

4回目:1週間後に来院。よく効いた。

5回目:1週間後に来院。調子良い。

6回目:調子良い。一旦様子見。また痛くなったら来院する。

まとめ

慢性的なシンスプリントは、両足に発症することが多いです。

今回のケースも両足でした。

過度なトレーニングは、骨膜や筋肉に負担がかかり慢性的な痛みに変わってしまいます。

トレーニングを続けながら痛みをコントロールするためには、定期的な通院で患部をケアし、痛みを取っていくことが大切です。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

シンスプリントについて詳しくはこちら

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