【症例】長く歩けない、お尻~足の痛み 40代女性

主訴

  • 5年前から両殿部~足先にかけて痛みがある。
  • 15分はなんとか歩けるが痛くて長く歩くことができない。
  • ここ半年で症状がひどくなっている。

症状

・腰の痛みはないが、腰を後ろに反ると足に痛みが出る。

・殿部~ハムスト~腓骨筋沿いにかけて痛みあり。しびれはない。

・荷物を持って歩くと痛みが強い。

・長く歩くことにより症状が悪化する傾向あり。

トリガーポイント鍼療法

【治療部位】

仙骨多裂筋、大・中・小殿筋、ハムスト、腓骨筋など

多裂筋トリガーポイント

腰に痛みはなかったのですが、腰の動きで症状が出ていたので、仙骨多裂筋のトリガーポイントが原因であると考えられました。

大殿筋トリガーポイント

同時に、大殿筋・中殿筋トリガーポイントも治療していきました。

1~2回目:違うとこが痛く感じるようになった。殿部痛はなくなった。腰が気になる。このまま治療を続けると良くなると期待できる。

3回目:特に腓骨筋、下腿外側の痛みが強い。

4回目:5日ほど楽だった。長距離はまだ歩いていない。

5回目:今は、ふくらはぎ周りだけが痛い。1時間歩いたが大丈夫だった。

6回目:良い日と悪い日があるが日常生活にも支障がなくなり、一旦終了。

まとめ

週1で治療しました。

当初は15分以上歩くと痛くて歩くことができない状態でした。そのため、買い物など時間をかけてできなかったようです。

治療していくにつれ、長い間立ち続けること、歩くことができるようになり、生活の幅も広がりました。

完全に治っているわけではありませんが、1ヵ月半ほどの治療で日常生活も快適に送れるまで回復しました。

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