【症例】すねの内側が走ると痛いシンスプリント 20代女性

主訴

  • 3週間前から少しずつすねの内側が走ると痛く、最近は歩くと痛いときもある。
  • 整形外科では、シンスプリントが疲労骨折と診断された。
  • 昔からマラソンをしており、30km走っている。
  • 近々、マラソンの大会があり、できる限り痛みを取りたいとのことで、当院へ来院。

症状

すねの内側の足首寄りが痛い。

押すと激痛。

マラソン歴が長いので、毎年痛くなる。

痛みが出る場面は、走っているときや走り終わった後などいろいろ。

トリガーポイント鍼療法

シンスプリント

施術部位

脛骨内側沿い、後脛骨筋、ヒラメ筋など

すねの骨は、脛骨といいます。

その脛骨の内側沿いを下から上へ触っていくと、痛い場所があります。

そこにアプローチして、他は、シンスプリントに関わる筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:細めの鍼を使い施術。

2回目:本日MRIを撮り軽度の骨挫傷とのことで、松葉杖で来院。今度の大会は諦めるとのこと。

3回目:コロナの影響で大会が中止になっているので、普段のランニングに影響が出ないまで治したい。

4回目:後1週間松葉杖。昨日からゆっくり歩いても痛みは出ない。圧痛も減少。

5回目:松葉杖なし。歩行時の痛みが違和感に変わった。

6回目:昨日から軽く走っている。10kmほど。

7回目:30分のランニングで痛みなし。

8回目:10km走って痛みや違和感はない。終了。

まとめ

週1の鍼治療を継続して行いました。

松葉杖をとってから、一気に走れるまで回復しました。

マラソンランナーのシンスプリントは、非常に多いです。

慢性的になっている方は、練習をしながら鍼治療でうまく痛みをコントロールしていくべきです。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

シンスプリントについて詳しくはこちら

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