- 膝を伸ばすと痛い!
- 内側や外側、裏側が痛い!
- 原因を知りたい!
このような悩みを抱えていませんか?
膝の痛みは、曲げると痛い場合が多いように思いますが、伸ばすときの痛みも意外と多いのです。
伸ばすときの痛みは、内側・外側・裏側の3ヵ所に痛みが出ます。
この記事では、膝を伸ばしたときの内・外・裏側の痛みの原因について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.膝を伸ばすと内側が痛い原因
鵞足炎の可能性が考えられます。
鵞足とは、膝の内側にあり、縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つの腱で構成されています。
膝を伸ばした際、鵞足が骨や内側側副靭帯と擦れ合うたびに痛みが出ます。
炎症が起こっている状態であり、鵞足部の腱の痛みです。
また、内側側副靭帯が原因となる場合もあります。
膝の安定性を保つ靭帯で、膝を捻ったりすることで痛めます。
原因がはっきりわからない場合は鵞足炎、ケガなど原因がわかる場合は内側側副靭帯が原因の可能性が高いです。
つまり膝の内側の痛みは、腱か靭帯の痛みです。
2.膝を伸ばすと外側が痛い原因
腸脛靭帯炎の可能性が考えられます。
腸脛靭帯は、太ももの外側にべったりとついている靭帯で膝の外側に向かって細くなります。
この部分で、腸脛靭帯と大腿骨の骨が擦れ合って痛みが出ます。
膝の曲げ伸ばしをすることによって、膝の外側で腸脛靭帯に炎症が起こります。
つまり膝の外側の痛みは、靭帯の痛みです。
3.膝を伸ばすと裏側が痛い原因
膝裏の痛みは、ハムストリングスの腱の痛みです。
長い時間膝を曲げた状態から、いざ膝を伸ばそうとしたときに痛みが出る傾向です。
ハムストリングスは、膝を曲げる筋肉です。
長時間曲げていると、筋肉に血行不良が起こり、伸ばしたときに膝裏に痛みが現れるのです。
4.膝を伸ばすと痛いときは
長時間膝を曲げないことを心がけて生活してみてください。
それでも改善しない場合は、鍼治療がおすすめです。
膝の痛みは、腱や靭帯の痛みです。
腱と靭帯は、元々血行が悪い場所です。
そのため、自然回復するには時間がかかります。
鍼治療なら、強制的に組織の血行を改善でき、痛みの軽減に役立ちます。
5.まとめ
いかがでしたか?
痛みの出る場所によってそれぞれの原因があります。
今の症状と照らし合わせて、最良の選択をしてください。
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