【症例】変形性膝関節症による膝内側の痛み 40代男性

主訴

  • 3ヶ月前に両膝の変形性膝関節症と診断された。
  • 仕事で階段の昇り降りが多く、-25℃の部屋で仕事が続き冷えにより痛みが悪化した。

症状

椅子からの立ち上がりが痛い。

車のアクセルとブレーキで重い痛みがある。

痛みは、両膝とも内側の骨あたり。

トリガーポイント鍼療法

  • 鵞足
  • 内側広筋トリガーポイント

施術部位

鵞足、内側広筋、腸脛靭帯、ハムスト

膝を丁寧に触ると、膝内側の鵞足という部分にトリガーポイントがあることがわかりました。

変形性膝関節症は、関節内に痛みの原因があるのですが、実は鵞足や靭帯などの関節の外にある組織のトリガーポイントによる痛みが非常に多いです。

今回もそのケースと判断し、施術しました。

症状経過

1回目:まだ変化なし。

2回目:痛みが減ってきた。

3回目:痛みが半分に減った。

4~6回目:よくなっている。

7~10回目:車の運転が楽になった。

11.12回目:少し痛みがある程度。

13回目:膝が良くなったことで、太ももの筋肉の張りがある程度。様子見。

まとめ

週1で期間は約3ヶ月です。

変形性膝関節症でもあきらめる必要はありません。

年齢がまだ若いですので、改善する可能性が高いです。

膝は体重がかかり、肥満体型だと痩せる必要があります。

しかし、痩せようと思っても膝が痛くて運動がなかなかできない悪循環に陥ります。

痛みがあってもできる範囲で運動をした方が経過は順調です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

変形性膝関節症について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院