【症例】鵞足炎による膝内側の痛み 60代男性

主訴

  • 半年前、ゴルフの練習で右足を固定してスイングをしていたら、右膝の内側が痛くなった。
  • 整形外科で鵞足炎と診断され、整骨院に通院している。
  • ウォーキングで長い時間歩けるようになりたいと思い、来院。

症状

良かったり悪かったりを繰り返す。

長時間歩くと痛い。

深く屈伸すると痛い。

痛みは鈍痛。

トリガーポイント鍼療法

  • 鵞足
  • 半腱様筋トリガーポイント

施術部位

鵞足、半腱・半膜様筋腱

深く膝を曲げたとき、膝内側と膝裏の痛みがあるため、鵞足と半腱・半膜様筋腱のトリガーポイント施術を行いました。

膝の内側が痛い場合、この鵞足部にトリガーポイントができていることが多いです。

症状経過

1回目:少し痛みがとれたような気がする。リハビリでエアロバイクをこいでいる。

2~5回目:ゴルフのスイングで痛みはないが、歩くことが多いと痛みが出る。

6.7回目:だいぶ良くなっているが、長時間歩くのが不安。

8~13回目:ある程度のウォーキングはできるようになった。深く膝を曲げるとまだ痛い。

14~16回目:1日おきに3km歩いている。痛みなし。

17回目:膝を深く曲げたときだけ少し痛みがある。

18回目:良くなった。何でもできるようになったが、不安感があるため、メンテナンスをする。

19~24回目:メンテナンス期間。普段通りの生活を送れている。終了。

まとめ

痛みのある時期は週1、痛みの減少に伴い隔週で期間は約8ヶ月です。

膝周りの筋肉を落とさないようにリハビリと並行して進めていったため、その後に痛みがぶり返すことがありませんでした。

膝周りの筋肉は使わないとすぐ落ちてしまいます。

筋肉量が減ると痛みもなかなかとれません。

施術当初から少しずつではありますが、順調に痛みが減っていき完治することができました。

今では、ウォーキングやゴルフを楽しんでいるようです。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

鵞足炎について詳しくはこちら

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