【症例】鼡径部が痛い変形性股関節症 60代女性

主訴

  • 10ヵ月前から鼠径部が痛く、足がしびれる。
  • 病院で、変形性股関節症と診断された。
  • いろんな治療を受けてきたが、少し良くなった程度。
  • お風呂の出入りが痛いなど、日常生活に支障が出ている。
  • 山登り、ダンスなど趣味ができるようにしてほしいとのことで来院。

症状

座った状態で足を上げると鼡径部が痛い。

長時間歩くと痛くなる。

長時間が座っているとふくらはぎから足先までしびれてくる。

トリガーポイント鍼療法

  • 腸腰筋トリガーポイント
  • 大殿筋トリガーポイント

施術部位

腸腰筋、大殿筋、中殿筋、縫工筋、内転筋、前脛骨筋、腓腹筋など

まず、仰向けで股関節前面にある腸腰筋に対してエコーガイド下刺鍼、その後うつ伏せで大殿筋などにトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:初回からしっかりと響かせる。

2回目:鍼後3日目から少し楽になったが、雨の前日は痛い。

3回目:痛みを忘れている時間が増えてきた。良くなっている実感があってうれしい。

4回目:プールで横歩きができるようになった。天候に左右されなくなった。

5回目:足の甲のしびれがある。

6回目:プールの中で股関節を曲げる運動をしているが、曲げやすくなっている。

7回目:鼡径部の痛みが軽減し、太ももの痛みが気になるようになってきた。

8~10回目:現状維持。

11回目:2万歩歩いても痛くなかった。

12~17回目:日によって痛む部位が変わるが、日常生活に支障はない。

18回目:調子良い。一旦様子見。

まとめ

週1回の治療を継続して行いました。

今回の症例では、腸腰筋のトリガーポイントが一番の原因となっていました。

腸腰筋は、腰の筋肉でありながら、股関節を曲げる動きを行います。

元々、腰痛もあり、鼡径部の痛みとの関連が考えられました。

腰痛と股関節痛を訴える方はとても多く重要な筋肉です。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院