- 太ももの外側が痛い!
- マラソンやストレッチをすると痛い!
- 筋肉痛ではなくて肉離れをしている?
このような悩みを抱えていませんか?
太ももの外側の痛みは、太もも自体に原因があるパターンと太もも以外に原因があるパターンがあります。
それぞれの違いを理解しておくことは、とても大切です。
この記事では、太ももの外側の痛みは筋肉の痛みであることを解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.太ももの外側の痛みとは
太ももの外側には、大腿筋膜張筋と外側広筋という筋肉があります。
大腿筋膜張筋は太ももの真横に、外側広筋は大腿筋膜張筋よりもやや前面にあります。
太ももの外側の痛みが太もも自体にある場合は、この2つのどちらかの筋肉が原因です。
はっきり区別をするのは少し難しいのですが、簡単な確認方法をご紹介します。
2.太もも自体に原因がある場合
簡単に確認する方法は、
- 直接痛い場所を押してみる。
- ストレッチをしてみる。
この2つです。
押したり伸ばしたりしてみて、普段と同じ痛みがある場合は、間違いなく太もも自体の筋肉に原因があります。
太ももの外側やや前面(外側広筋)を伸ばすストレッチです。
膝を曲げ、上体を後ろに倒して伸ばします。
太ももの外側(大腿筋膜張筋)を伸ばすストレッチです。
右を伸ばす場合は、左足を右足の前でクロスして、右お尻を右側に上体を左側に倒します。
このように確認してみてください。
太ももの筋肉の疲労が痛みを出していることが考えられます。
運動量を少し抑えたり、軽いストレッチで筋肉を伸ばすことが大切です。
3.太もも以外に原因がある場合
太もも以外に原因がある場合は、太ももから少し離れた場所の筋肉のトリガーポイントがある可能性が高いです。
トリガーポイントとは、筋肉にある痛みの発生点のことで、痛みがあるところより離れた場所にあります。
可能性のあるトリガーポイントをご紹介します。
✖がトリガーポイントで、赤が痛みを感じている場所です。
左の画像は、ストレッチでも紹介した大腿筋膜張筋のトリガーポイントです。
股関節にトリガーポイントがあり、痛みを出しているのがわかると思います。
右の画像は、お尻のトリガーポイントです。
坐骨神経痛などでトリガーポイントができる場所です。
太ももを押しても痛くない場合は、このように離れた場所に原因があります。
4.太ももの外側の痛みの治し方
自分で治す方法は、ストレッチをするくらいしかありません。
太もも自体に原因がある場合は、それでも対処可能ですが、なかなか治らないことも多いと思います。
そんなときは、トリガーポイント鍼治療がおすすめです。
トリガーポイントを探し出し鍼を打つことで、痛みが改善していきます。
5.まとめ
いかがでしたか?
太ももの痛みの原因が理解できたと思います。
なかなか治らない場合は、ご連絡ください。
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