【症例】両肩甲骨外側～脇の痛み　30代女性

• 2年前から両方の肩甲骨の外側～脇が痛く、ストレッチなどセルフケアをしていた。
• 数ヵ月前から常に痛みがある状態が続いておりトリガーポイント注射をしているが、本数が少ないため多く打てる鍼治療をしてもらいたくて当院へ来院。

肩甲骨外側にピンポイントで痛い部位がある。

首や腰も凝りやすく、痛みが全体的に広がってきている。

棘下筋、その他僧帽筋、脊柱起立筋など頚部～腰部の筋肉など。

触診、エコー検査の結果、肩甲骨外側～脇の痛みは棘下筋トリガーポイントが原因とわかりました。

その部分はエコーガイド下にて、また首～腰まで痛みが広がっているため、その部分に対してトリガーポイント鍼療法を行いました。

1回目:しっかり響かせる。

2回目:鎖骨の付近まで痛みが広がることがある。

3回目:三角筋刺鍼を追加。

4回目:肩甲骨外側の痛みが減少してきた。

5回目:肩甲骨外側の痛みが楽になってきたので、他の部位が際立ってきた感じがする。

6回目:肩周りに痛みが広がっていたが、楽になってきて今は腰が気になるようになっている。

7回目:調子が良い。腰が気になる。

8回目:調子が良い。

9回目:凝りが気になる程度で、肩甲骨外側～脇の痛みがなくなった。

鍼の本数が多いため、特別治療にてしっかり響かせる鍼治療を行いました。

肩甲骨の痛みから全体的に緊張が広がっている症例でした。

肩甲骨の痛みはとれたものの、全身に広がった痛みの改善までにはまだ至っていません。

年単位で悪くなっている状態なので、すべて良くなるまでまだまだ時間がかかりますが、根本の肩甲骨外側の痛みはなくなりました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。