腕がしびれて痛い原因と今後どうすべき?

  • 腕がしびれて痛い!
  • しびれの原因を知りたい!
  • これからどうすればいいの?

このような悩みを抱えていませんか?

思い当たる原因がわからず、突然しびれが現れると不安になりますよね。

この記事を読むと、しびれの原因と今後の行動のとり方がわかります。

この記事では、腕がしびれて痛い原因と今後どうすべきか解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.腕がしびれて痛い原因とは?

一般的に腕がしびれて痛いと、

首や肩の骨や神経に異常があるのでは?と考えてしまいがちです。

それらは病院で診察を受ければはっきりすることです。

この記事では、それ以外の可能性について書いています。

1-1.筋膜の異常

病院では、筋膜について細かく診ることはありません。

骨や神経の異常は、レントゲンやMRI検査でわかりますが、筋膜や筋肉など他の部分の異常は見つけることができません。

しびれの原因は神経と思いがちですが、筋膜の異常によりしびれが出ることがよくあります。

筋膜の癒着

筋膜とは、筋肉の表面を包んでいる薄い膜で、エコーではこのように白く写ります。

正常の筋膜は、均等な厚さで白く写るのですが、異常がある筋膜は、分厚く写ります。

これは筋膜の柔軟性が失われ硬くなってしまっている状態です。

この状態が長く続くと、筋肉自体も硬くなり血行が悪くなったりして、痛みやしびれの原因となります。

筋膜の間には、細かな神経や血管が通っていますので、筋膜が硬くなるとそれらを圧迫してしびれが現れるわけです。

1-2.筋膜の異常はトリガーポイント

筋膜の異常は、トリガーポイントです。

トリガーポイントとは、痛みやしびれの発生場所のことです。

トリガーポイントは、痛みやしびれがある場所にあるのではなく、遠く離れた場所にあります。

近年の研究では、筋膜上にトリガーポイントが多くあるといわれています。

2.腕のしびれと痛みに関係するトリガーポイント

  • 腕のしびれと痛みに関係するトリガーポイント
  • 腕のしびれと痛みに関係するトリガーポイント

腕のしびれと痛みに関係するトリガーポイントは、首と肩にあります。

一部、腕にある場合もあります。

その中で代表的なトリガーポイントです。

✖がトリガーポイントで、赤が実際に痛みやしびれを感じている場所です。

腕以外にも広い範囲に症状を出すこともあります。

3.腕のしびれと痛みに対して今後どうすべきか

まずは整形外科へ行きMRI検査を受けましょう。

そこで異常なしと診断されれば「筋膜の異常」を疑います。

頚椎ヘルニアや頚椎症などと診断されれば、そこでの治療を受けます。

1ヵ月以上治療しても改善されない、悪化しているようなら「筋膜の治療」を受けてみてください。

MRIで神経に異常がわかったとしても、それは構造上の問題でありしびれとは関係ありません。

その場合は、筋膜に異常が見つかることがあります。

4.まとめ

いかがでしたか?

  1. 筋膜の異常、トリガーポイントが原因。
  2. 整形外科で検査を受ける。

腕のしびれと痛みでお悩みの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院