【症例】100m歩行で3回は休む腰部脊柱管狭窄症 70代女性

主訴

  • 整形外科では腰部脊柱管狭窄症は治らないと言われている。
  • 膝から下が全体的にしびれがあり、歩くのが難しい。
  • 100m歩くのに3回は休まないといけないので、できるだけ長く歩きたいと当院へ来院。

症状

つま先立ちができない。

歩行時はふわふわしている感覚がする。

冷えると腰も痛くなる。

膝から足先まで全体的にしびれている。

トリガーポイント鍼療法

  • 最長筋トリガーポイント
  • 梨状筋トリガーポイント

施術部位

多裂筋、最長筋、梨状筋、大殿筋、中殿筋、ハムスト、腓腹筋、腓骨筋、前脛骨筋など。

腰部から下肢の筋肉まで全体的にトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:前回の鍼治療後、帰りがかなり楽だったが、時間の経過とともに元に戻ってきた。

3回目:症状に波がある。今週はしんどかった。

4回目:少し改善した。

5回目:初回よりだいぶ良い。歩行距離が伸びてきた。

6回目:歩くことで少しずつ筋力がついている感じがする。

7回目:整形外科でリハビリを週1でしていくことになった。

8回目:1ヵ月後に来院。調子まずまず。カーブスにも行っている。

9回目:良くなっている。

10回目:調子まあまあ。自分の力で治してみたいとのことで、一旦終了。

まとめ

初回~5回は週1、その後2週間に1回、月1という間隔で鍼治療を行いました。

歩行距離が伸びると同時に体を動かす機会も増え、少しずつ筋肉も増えていきました。

その結果、症状も緩和されていき、以前より随分楽に過ごせているようです。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院