主訴
- 3ヵ月前からサッカーによる有痛性外脛骨で悩んでいる。
- 始めは左足だったが、今は右足も痛みが出始めている。
- 週2でリハビリをしていて、足底のアーチを上げたり、筋肉をほぐしたりしている。
- 早くサッカーに復帰したいと思い、来院。
症状
サッカーボールを蹴るとき、骨に当たると痛い。
軸足で足を踏み込むと痛い。
外脛骨を押すと激痛。
トリガーポイント鍼療法
施術部位
外脛骨部、後脛骨筋腱など
エコー評価により、左の外脛骨部分に炎症反応があったため、局所に刺鍼はせず、離れた場所を中心に施術していきました。
症状経過
1回目:左右合計10本、細い鍼で施術。
2回目:練習をしていないので、まだ効果の実感なし。
3回目:太い鍼を希望。最近は、右の方が痛みが強い。
4回目:リハビリの先生に少しずつ走るよう勧められた。軽くなら痛みがない。良くなっている。
5回目:ジョギングで痛みはなし。
6回目:良くなっている。
7回目:左はほぼ完治。右はまだ痛みがある。
8回目:左の痛みはなくなった。左は完治。右のみ。
9.10回目:外脛骨を押さえたときにまだ痛みある。
11回目:右足も良くなった。終了。
まとめ
週1の間隔で施術しました。
有痛性外脛骨では、痛みの出ている外脛骨部分に鍼を打ち、痛みをとっていきます。
この部分には後脛骨筋の腱がついているので、後脛骨筋の緊張も同時に和らげていくと痛みが改善していきます。
痛みの程度にもよりますが、5~10回の施術が必要と考えます。
有痛性外脛骨でお悩みの方は、ご連絡ください。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。