メニエール病・めまい改善(最新版)

  • 再発しないように根本的に治したい!
  • めまいやふらつきが辛く、吐き気など他の症状も併発している!
  • 仕事や家事ができないので困っている!

このような悩みを抱えていませんか?

当院は、広島市中区上八丁堀にあるメニエール病やめまいの施術をしている鍼灸院です。

メニエール病・めまいが鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?

鍼治療は、メニエール病・めまいの原因となる首の凝りや体の緊張を軽減し自律神経の働きを促進して、免疫力や自然治癒力を高めることで症状を改善します。

このページでは、当院のメニエール病とめまいに対する鍼治療について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

メニエール病、めまいの原因と症状

メニエール病、めまいの原因と症状

メニエール病とは、体の平衡感覚を司る耳の中の内耳の異常で、繰り返すめまいや難聴、耳鳴りが生じる病気です。

30~50歳代で発症することが多く、回転性のめまいや吐き気、耳鳴りや耳閉感、聴力低下などが引き起こされます。

通常片方の耳に発症しますが、両耳に発症するケースもあり、一度症状が治まっても再発を繰り返してしまうことが特徴です。

メニエール病の病態としては、体の平衡感覚を司る内耳にリンパ液が過剰に溜まる(内リンパ水腫)ことによって引き起こされます。

しかし、どんなメカニズムで内リンパ水腫が生じるかは原因不明ですが、今のところ内耳の血流不足が原因として考えられています。

メニエール病が発症する要因として、

  • 自律神経の乱れ
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 疲労
  • 首こり

などが考えられます。

どれも内耳の血流が阻害される要因となります。

  • 回転性のぐるぐる回るめまい
  • 吐き気
  • 耳鳴り、耳閉塞感
  • 難聴

などが主な症状です。

発症の仕方は個人差がありますが、耳の違和感から始まり、めまい発作が持続して気分不良や吐き気が現れます。

メニエール病の治療は、点滴や循環改善、ビタミン剤などで症状の軽減を図ることが一般的です。

しかし、ストレスや睡眠不足、疲労による自律神経の乱れが要因となり発症することから、薬による治療だけでは根本的な解決になりません。

発症初期は薬による安定を求め、その後はストレスの原因を見つめ直し生活習慣の改善をすることが大切です。

また、メニエール病は一度症状が治まったとしても再発しやすいことが特徴の一つです。

再発を繰り返していくうちに症状は悪化していき、聴力が低下するなど徐々に症状が進行していきます。

症状が治まっていてもそれは治っているわけではありません。

体質や生活習慣などを改善していかないと、再発します。

その再発する確率を下げる方法の一つに鍼治療があります。

鍼治療は、メニエール病の原因となる内耳の血流を上げるために首周りの筋肉の凝りをとったり、自律神経機能を正常に戻すことができます。

メニエール病、めまいに対する鍼治療

メニエール病、めまいに対する鍼治療

鍼治療は、本来持っている自然治癒力を活性化し免疫力を高めることで、自律神経を整えることができます。

鍼治療の刺激が脳内でのセロトニンの分泌を促し、自律神経を整えることが実証されています。(論文:鍼灸の作用機序から神経内科領域の可能性を探る

当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。

トリガーポイントへの鍼刺激が交感神経の緊張状態を抑え、副交感神経の働きを改善することがわかっています。

当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。

近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜や腱、靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。

メニエール病・めまいの場合は、筋膜にトリガーポイントができます。

筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。

自律神経が乱れると、気持ちは休もうと思っても体の緊張が抜けない状態は、この筋膜の癒着が起こっている証拠です。

メニエール病、めまいに対する鍼治療

(×:トリガーポイント 赤:関連痛)

×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に症状が現れている場所になります。

めまいに最も関係するトリガーポイントは、首の横にある胸鎖乳突筋のトリガーポイントです。

胸鎖乳突筋は、鎖骨から耳の後ろに付いていて、耳や目の症状に関係するトリガーポイントができやすい筋肉です。

首は、6㎏程ある頭を常に支えているため、首の横の筋肉が凝りやすくなります。

特にこの胸鎖乳突筋は、トリガーポイントの宝庫といわれており、めまいの他、頭痛、耳鳴り、耳の閉塞感などあらゆる症状に関係します。

メニエール病、めまいに対する鍼治療

横に伸びる白い線が筋膜です。

より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。

つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。

筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、自律神経の活動を正常に戻すことができます。

当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、メニエール病・めまいが改善します。

以下、当院でのメニエール病・めまいの鍼灸症例です。

参考にしてみてください。

【症例】大学生のメニエール病と自律神経失調症 20代女性

【症例】朝のグルグルめまい 50代女性

【症例】更年期障害によるめまい 40代女性

【症例】めまいのないメニエール病 30代男性

【症例】首こりに伴うめまい、耳鳴り 30代女性

メニエール病・めまいは、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。

通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は1年以上かかることもあります。

通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。

なかいし鍼灸院