- 肘の曲げ伸ばしができない!
- テニス肘がなかなか治らない!
- 物を持つと肘が痛い!
- 肘の骨の出っ張りが痛い!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にあるテニス肘の施術をしている鍼灸院です。
テニス肘が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、テニス肘の原因となる腱や筋肉の血流を改善し、痛みを緩和させることができます。
このページでは、当院のテニス肘に対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
テニス肘とは
テニス肘は、別名上腕骨外側上顆炎といい、肘関節の外側が痛くなります。
テニスをしているからなるわけではなく、主婦の方でもなります。
逆に肘の内側が痛くなるのをゴルフ肘といい、別名上腕骨内側上顆炎と言います。
特にゴルフをしていなくてもなります。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)の発生頻度は、テニス肘の方が多いと言われています。
テニス肘の原因
- テニスでの肘への負担
- パソコン作業や物を持つことが多い
- 加齢による肘周りの腱の老化
繰り返し動作による肘への負担、つまり使い過ぎによる肘の痛みということです。
テニス肘の症状
- 物を持ち上げるときや手首をそらしたときの瞬間的な痛みや持続的な重だるい痛み
- タオルを絞る動作や戸の開け閉めでの痛み
- 安静時は痛みがないことが多い。
基本的に手や肘の関節を動かしたときにだけ痛みが現れます。
テニス肘は、使い過ぎによる痛みなので、患部を安静にしていると少しずつ痛みが緩和していきます。
しかし、日常生活において肘を使わず生活するには無理があり、いつか治るだろうと放置した結果、自然治癒できなくなったケースによく遭遇します。
痛みの発生から3ヵ月以上経っても痛みが取れない場合は、慢性化した状態です。
この状態から自然に痛みがなくなるのは困難です。
テニス肘に対する鍼治療
当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みを感じている場所になります。
テニス肘は、手首を反らす動きで痛みを伴いやすいため、手の甲側の肘から手首までの筋肉にトリガーポイントができます。
また、肘の外側の骨の出っ張りには腱がついており、過度なストレスを受けやすいため、腱自体や付着している骨膜にもトリガーポイントができます。
そのため、その骨周りを中心に痛みが広がる傾向にあります。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
肘の外側とは逆に、肘の内側が痛くなることもあります。
その場合は、手のひら側の肘から手首の筋肉にトリガーポイントができます。
肘の外側と同じように、肘の内側の骨にも腱がついており、負担がかかりやすいため、その付近を中心に痛みが広がります。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
テニス肘のトリガーポイントは、筋膜や腱、靭帯、骨膜にできます。
筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。
横に伸びる白い線が筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、テニス肘の痛みが軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、テニス肘が改善します。
以下、当院での改善したテニス肘の鍼灸症例です。
参考にしてみてください。
慢性的なテニス肘は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は半年以上かかることもあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。