【症例】長時間の座り仕事による慢性前立腺炎 40代男性

主訴

  • 2ヵ月前に慢性前立腺炎と診断された。
  • 元々腰痛があり、その腰痛が悪化したあたりから症状がひどくなった。
  • 長時間の座り仕事が症状を悪化させているとのこと。
  • 日によって症状に波がある。

症状

下腹部の違和感、会陰部の痛み、内股のしびれが主症状。

特に下腹部の違和感が不快である。

トリガーポイント鍼療法

  • 梨状筋トリガーポイント
  • 多裂筋トリガーポイント

施術部位

梨状筋、大殿筋、中殿筋、多裂筋、ハムスト、陰部神経刺鍼など。

元々腰痛があり、座り仕事によるお尻の筋肉への負担が原因と推測できました。

そのため、仙骨多裂筋や梨状筋、大殿筋、そしてお尻の深くにある陰部神経に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:1週間調子良く、下腹部の違和感以外の症状は気にならなかった。

3回目:調子良かったが、まだ日によって波がある。

4回目:波がありながらも調子が良い。

5回目:1ヵ月後に来院。冷えによって違和感があるが調子が良い。継続治療中。

まとめ

発症してから早期に治療を開始できたため、早く回復しました。

年単位の慢性前立腺炎は、治療に時間を要しますので、お早めにご連絡ください。

なかいし鍼灸院