【症例】座ると辛い慢性前立腺炎 50代男性

主訴

  • 3年前に非細菌性慢性前立腺炎になった。
  • 薬で対処しているだけで、他をあたっても治らないと言われた。
  • 会陰部や睾丸が張る感じがあり、座ったときだけ痛みが出る。

症状

会陰部と睾丸に張り感。

座位時だけ痛い。

クーラーや冷えると症状が悪化する。

鼡径部に違和感がある。

トリガーポイント鍼療法

  • 大殿筋トリガーポイント
  • 半腱様筋トリガーポイント

施術部位

陰部神経、仙結節靭帯、大殿筋、中殿筋、多裂筋、ハムストなど。

前立腺炎の鍼治療は、お尻の奥にある陰部神経を狙って鍼を打ちます。

うまく当たると、会陰部や睾丸などに鍼の刺激が広がります。

それと同時に、お尻や太ももの筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:鍼治療に慣れているので、しっかり響かせる。

2回目:2日間調子良く、その後元に戻った。

3回目:現状維持。

4~6回目:すごく調子が良い。

7~13回目:現状維持。

14回目:以前より良い。

15~24回目:現在メンテナンス中。

まとめ

週1または2週間に1回の鍼治療を継続しています。

初回から効果があり、5回目あたりからかなり調子が良くなりました。

現在は、前立腺炎以外に首こりや腰痛持ちなので、そちらも同時にメンテナンスしております。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院