【症例】慢性前立腺炎による陰茎痛 20代男性

主訴

  • 3ヶ月前に発症し、陰茎痛、頻尿、下腹部痛が主な症状。
  • 病院では慢性前立腺炎と診断され、薬を服用しているが良くならない。
  • 原因は分からないが、病院での対応が最悪で、そのストレスもあるかもしれないとのこと。
  • 1ヵ月間仕事の休みを頂いており、後2週間休みがあるので、できるだけ良くして仕事に復帰したいと当院へ来院。

症状

陰茎痛、頻尿、下腹部痛がメイン。

セルニルトンとプレガバリンを1日2錠服用。

生活習慣や食事の見直しをして、少し痛みが減少している。

トリガーポイント鍼療法

梨状筋トリガーポイント

施術部位

多裂筋、大殿筋、梨状筋、中殿筋、陰部神経、ハムストなど。

痛みで仕事に集中できないとのことでした。

また、初回の病院での医師の態度が適当でそれが悪化した要因になっていたようで、より丁寧な説明を行い、2週間の間でできる所まで治す、そのために週2回の治療を続けるように伝えました。

前立腺炎ではお尻の筋肉の緊張を和らげるために、殿部のトリガーポイント鍼療法と陰部神経刺鍼を行いました。

症状経過

1回目:細い鍼で響かせる。

2回目:痛みが少し減ってきた。

3回目:排尿後、しみる痛みがある。痛みは楽になっている。

4回目:常にあった痛みがなくなった。痛みのない日が増えた。気圧によってしんどさがある。

5回目:調子まずまず。仕事に復帰する。一旦様子見。

まとめ

週2回の鍼治療を継続して行いました。

集中して行うことで、仕事復帰することができました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院