股関節の痛み改善(最新版)

  • 歩くと足を上げにくく、股関節が痛い!
  • 体重が増えて股関節に負担がかかっている!
  • 変形性股関節症や腰痛持ちである!
  • リハビリをしているが効果があまり感じられない!

このような悩みを抱えていませんか?

当院は、広島市中区上八丁堀にある股関節の痛みの施術をしている鍼灸院です。

股関節の痛みが鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?

鍼治療は、股関節痛の原因となる筋肉の血流を改善し、痛みを緩和させることができます。

このページでは、当院の股関節の痛みに対する鍼治療について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

股関節の痛みの原因と症状

股関節の痛みの原因と症状

股関節の痛みは、足の付け根の痛みであり、立つ、歩く、座るなど日常生活での動きによって痛みが現れます。

椅子からの立ち上がりや歩き始めなどの動作開始時の痛みから始まり、慢性的になると可動域制限が現れることもあります。

一般的には足の付け根に痛みを感じることが多いですが、太ももや膝などに痛みが広がることもあります。

股関節の痛みの原因としては、

など、股関節自体に原因がある場合と腰に原因がある場合にわかれます。

股関節は常に体重がかかる部分なので、肥満や長年の負荷のかかりすぎにより痛みが現れます。

股関節の痛みの症状は、歩く、立ち上がり、足を上げるなど股関節の動きに伴って痛みが現れることがほとんどです。

稀に腰を動かすことによって股関節に痛みが現れる場合は、痛みの原因が腰にあるので、見極めが大切です。

痛みの発生から3ヵ月以上経っても痛みが取れない場合は、慢性化した状態です。

この状態から自然に痛みがなくなるのは困難なので治療が必要です。

股関節の痛みに対する鍼治療

股関節の痛みに対する鍼治療

当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。

股関節の痛みに対する鍼治療

(×:トリガーポイント 赤:関連痛)

×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みや凝りを感じている場所になります。

股関節に痛みがある場合は、腰やお尻が原因のケースと股関節自体に原因があるケースがあります。

このトリガーポイントは、腰から股関節にかけてついている筋肉で、腰痛にも関係します。

もし腰痛もある場合は、このトリガーポイントが股関節の痛みに関係している可能性が高いです。

股関節の痛みに対する鍼治療

(×:トリガーポイント 赤:関連痛)

股関節自体に原因がある場合は、股関節の外側や前側にある筋肉にトリガーポイントがあります。

股関節の痛みは、はっきりここが痛いとわかる痛みとどこが痛いかはっきりわからない痛みの2種類あります。

はっきりわかる痛みは、その場所にトリガーポイントがあることが多いですが、はっきりわからない痛みは、腰など遠く離れた場所からの関連痛の可能性が高いです。

当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。

近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。

股関節痛のトリガーポイントは、筋膜にできます。

筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。

股関節の痛みに対する鍼治療

横に伸びる白い線が筋膜です。

より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。

つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。

筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、股関節の痛みが軽減していきます。

当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、股関節痛が改善します。

以下、当院での改善した股関節痛の鍼灸症例です。

参考にしてみてください。

【症例】仕事ができない変形性股関節症と半月板損傷 50代女性

【症例】腰、お尻、股関節痛による歩行困難 70代男性

【症例】キックやジャンプで痛い股関節痛 60代男性

【症例】鼡径部が痛い変形性股関節症 60代女性

【症例】バレエ時の左鼠径部の痛み 50代女性

慢性的な股関節痛は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。

通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は半年以上かかることもあります。

通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。

なかいし鍼灸院