主訴
- 1ヵ月前からヒステリー球のような症状(喉に何か詰まっている、息苦しさ)、咳、急な動悸、めまい、パニック症状が現れるようになった。
- 内科と耳鼻科に行き、内視鏡検査をしたが、異常がなかった。
- 喫煙していたが症状が出てから禁煙している。
- 首が重く感じる。
- 病院で治らず不安になり、当院に来院。
症状
とにかく、喉の症状(詰まり感)が一番辛い。
不眠症になったが、カウンセリングで治った。
首が異常に凝る。
トリガーポイント鍼療法
施術部位
胸鎖乳突筋、頭半棘筋、僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、背部多裂筋など
ヒステリー球は状態によって、首の前面の筋肉を緩める治療することもありますが、今回は、首の横や後の筋肉を中心に自律神経を調節するトリガーポイント鍼療法を行いました。
症状経過
1回目:細めの鍼を使用。
2回目:ヒステリー球が少し緩和された。
3回目:喉にティッシュが挟まっているような、痰が残るような感覚がある。
4回目:ヒステリー球は現状維持。首がつりやすい。目がかすむ。めまいが気になる。
5回目:めまいは焦点が合わない感じ。喉にティッシュが挟まっている感覚はなくなった。痰のからみは残っている。
6回目:喉はほとんど気にならなくなった。今は、頭痛とめまいが一番辛い。
7回目:1ヵ月後に来院。めまいが治った。完璧な状態ではないが、安定しているので、一旦様子見。
まとめ
週1か2週間に1回のペースで7回鍼治療を行いました。
施術を重ねるごとに少しずつ症状に変化が現れ、最終的には、ヒステリー球の症状は完全になくなりました。
その他の自律神経症状が多少気になるものの、以前のような不安感に襲われることもなく、日常生活も安定しました。
同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。