- 鼠径部が痛くて足が上がらない!
- スポーツで鼠径部を痛めた!
- 股関節に持病がある!
- 腰痛持ちである!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にある鼠径部痛の施術をしている鍼灸院です。
鼠径部痛が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、鼠径部痛の原因となる筋肉の血流を改善し、痛みを緩和させることができます。
このページでは、当院の鼠径部痛に対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
鼠径部の痛みの原因と症状
鼠径部の痛みとは、股関節の前側が痛くなり、歩く動作や足を上げると痛みが現れる症状です。
ランニングやサッカーなどキック動作で鼠径部や腹部に痛みが現れる症状を鼠径部痛症候群(グロインペイン)といいます。
股関節に持続的な過剰な負荷がかかり続けると、鼠径部の痛みの原因となります。
鼠径部の痛みの症状として、
- 足を上げると痛い
- 伸ばすと痛い
- 膝を曲げると痛い
- ストレッチで痛い
動作時に痛みが現れるのが特徴です。
鼠径部の痛みに対する鍼治療
当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みや凝りを感じている場所になります。
この筋肉は、腰の一番奥から鼠径部を通って大腿骨に付きます。
太ももを上げる働きがあり、この筋肉にトリガーポイントができると、歩く動作で痛みが現れます。
腰の筋肉でもあるため、鼠径部の痛みだけでなく、腰が痛くなる方は、このトリガーポイントが関係しています。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
また膝を伸ばす動きをするこの筋肉にもトリガーポイントができます。
この図では、痛みが膝周りに出ていますが、鼠径部に出ることもよくあります。
スポーツ選手やヨガなど運動をする習慣のある方にできやすいトリガーポイントです。
鼠径部の痛みは、腰や内転筋など他の部位が原因のこともありますので、痛みの出る動きを確認して施術していきます。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
鼠径部痛のトリガーポイントは、筋膜にできます。
筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。
横に伸びる白い線が筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、鼠径部の痛みが軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、鼠径部痛が改善します。
以下、当院で改善した鼠径部痛の鍼灸症例です。
参考にしてみてください。
【症例】鼠径部の違和感から発症した両腰、お尻の痛み、左足のしびれ 40代女性
慢性的な鼠径部痛は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は半年以上かかることもあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。