- 長年の股関節の痛みで悩んでいる!
- 股関節形成不全(臼蓋形成不全)といわれたことがある!
- 歩くたびに股関節が痛い!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にある変形性股関節症の施術をしている鍼灸院です。
変形性股関節症が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、変形性股関節症の原因となる筋肉の血流を改善し、痛みを緩和させることができます。
このページでは、当院の変形性股関節症に対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
変形性股関節症の原因と症状
変形性股関節症とは、関節軟骨の変性・摩擦によって関節の破壊が生じ、これに対する反応性の骨増殖(骨硬化、骨棘)を特徴とする病気です。
進行具合により、股関節の動きに制限がかかり、歩くことも難しくなります。
- 一次性の股関節症…原因がはっきりわからない
- 二次性の股関節症…外傷(骨折)や先天性の股関節臼蓋形成不全や股関節脱臼など
二次性股関節症が全体の80%を占めます。
しかし、股関節形成不全のすべての方が変形性股関節症になるわけではなく、加齢に伴う長年の負担の積み重ねで発症する場合も増えています。
変形性股関節症の症状として、
- 長時間歩くと痛い
- 歩き始めが痛い
- 階段の昇降で痛い
- 足の付け根やお尻が痛い
- 腰も痛く、坐骨神経痛に似たような症状が現れる
- 進行すると、股関節の運動制限が現れる
などがあります。
変形性股関節症に対する鍼治療
当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みを感じている場所になります。
腸腰筋という筋肉で、腰から股関節の前についていて、太ももを上げる働きをします。
歩くのが痛い場合は、このトリガーポイントが原因です。
腰の筋肉なので、腰痛にも関わりがあります。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
股関節の外側を中心に痛みを出す大腿筋膜張筋のトリガーポイントです。
太ももの外側から膝外側に痛みがある場合は、このトリガーポイントが原因です。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
太ももの真ん中にある筋肉です。
膝周りに痛みを出しますが、股関節の付け根に付いている筋肉なので、股関節の付け根が痛い場合に関わるトリガーポイントです。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
変形性股関節症のトリガーポイントは、筋膜にできます。
筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。
横に伸びる白い線が筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、股関節の痛みが軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、変形性股関節症が改善します。
以下、当院で改善した変形性股関節症の鍼灸症例です。
参考にしてみてください。
【症例】仕事ができない変形性股関節症と半月板損傷 50代女性
慢性的な変形性股関節症は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は半年以上かかることもあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。