筋膜性疼痛症候群(最新版)

  • 筋膜性疼痛症候群(MPS)と診断された!
  • 痛みが全身に広がっている!
  • 痛みの原因がわからない!

このような悩みを抱えていませんか?

当院は、広島市中区上八丁堀にある筋膜性疼痛症候群の施術をしている鍼灸院です。

筋膜性疼痛症候群が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?

鍼治療は、筋膜性疼痛症候群の原因となる筋膜の癒着や血流を改善し、痛みを緩和させることができます。

このページでは、当院の筋膜性疼痛症候群に対する鍼治療について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

筋膜性疼痛症候群(MPS)の原因と症状

筋膜性疼痛症候群(MPS)の原因と症状

筋膜性疼痛症候群(MPS)とは、筋肉、筋膜、腱や靭帯など組織(ファシアの異常)が原因となって痛みやしびれを引き起こす病気です。

日本では、筋痛症と呼ばれることもあります。

病院でのレントゲンやMRI検査では、そのような組織の状態を確認することができません。

  • 長時間同じ姿勢
  • 繰り返し動作
  • 過度な仕事やスポーツによる負担
  • ケガや手術後

などが原因となり発症します。

重い物を持ったり、長時間同じ姿勢など持続的な筋肉への負担が大きな原因です。

通常は、自己回復するのですが、さらに負荷を与え続けることにより自己回復できなくなります。

このような状態が続くと、筋膜性疼痛症候群(MPS)になります。

筋膜性疼痛症候群の症状は、一般的な筋肉痛のような症状とは異なり、痛みやしびれの強さが相当激しく、広範囲に広がっていく特徴があります。

痛みの感じ方は、人それぞれ違いがあります。

筋膜性疼痛症候群(MPS)に対する鍼治療

筋膜性疼痛症候群(MPS)に対する鍼治療

当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。

筋膜性疼痛症候群(MPS)に対する鍼治療

(×:トリガーポイント 赤:関連痛)

×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みやしびれを感じている場所になります。

足の痛みやしびれがある場合、お尻のトリガーポイントが原因となることがわかると思います。

筋膜は全身に張りめぐらされているものなので、1ヵ所が悪くなるだけでこれだけ広い範囲に痛みが現れるのです。

筋膜性疼痛症候群は、限局的な痛みではなく、広範囲に広がっていく特徴があります。

複数の場所にトリガーポイントができている可能性が高く、施術は長期間を要します。

当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。

近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシアにできることが解明されました。

筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。

筋膜性疼痛症候群(MPS)に対する鍼治療

横に伸びる白い線が筋膜です。

より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。

つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。

筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、痛みが軽減していきます。

当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、筋膜性疼痛症候群が改善します。

以下、当院で改善した筋膜性疼痛症候群の鍼灸症例です。

参考にしてみてください。

【症例】歯の噛み合わせ治療から始まった不調、腰背部痛、MPS 50代女性

【症例】不完全型線維筋痛症による下半身の痛み 10代女性

【症例】無意識に体に力が入る全身の筋肉の緊張 50代女性

【症例】腰痛の悪化から発症した筋膜性疼痛症候群 30代女性

筋膜性疼痛症候群は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。

通院目安として、最短で半年、症状の重い方は1年以上かかることもあります。

通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。

なかいし鍼灸院