- 急に腰が痛くなった!
- 長年慢性腰痛に悩んでいる!
- ひどいときはしびれることがある!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にある腰痛の施術をしている鍼灸院です。
腰痛が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、腰痛の原因となる腰、お尻の筋肉の血流を改善し、痛みを緩和させることができます。
このページでは、当院の腰痛に対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
腰痛・ぎっくり腰の原因
- 筋肉(筋膜)
- 靭帯
- 骨
- 神経
全腰痛の中でも筋膜性の腰痛が大半を占めています。
また、ヘルニアや骨の変形による痛みでも二次的に筋膜性の腰痛を引き起こしていることも少なくありません。
腰痛になりやすい人には、共通の原因があります。
- 同じ姿勢を長時間続けている。
- 運動不足で体全体の筋力が少ない。
- 体の柔軟性がなく、筋肉が硬く緊張しやすい。
- 重労働や運動のしすぎで腰の疲労が蓄積している。
ぎっくり腰と慢性的な腰痛では、原因が少し違います。
ぎっくり腰とは、急に腰が痛くなる、さっきまで何ともなかったのに…といったような急性腰痛のことをいいます。
はっきりと原因がわかる場合が多いです。
例えば、重たい物を持った瞬間に腰に激痛が…などは、いわゆるぎっくり腰と表現します。
(ぎっくり腰という病名はありません。腰痛症が病名です。急性か慢性かの違いだけです。)
ここでは、慢性的な腰痛、「なぜ、腰が痛くなったのかわからない」といった原因がはっきりわからない腰痛を説明します。
腰痛の85%以上は、原因不明とされています。
それは、レントゲンやMRIなどの画像診断で原因が見つからないだけで、原因不明の腰痛のほとんどが「筋膜」に異常がみられます。
その筋膜を正常に戻すことができるのが鍼治療です。
腰痛・ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の場合は痛みが激痛で、慢性腰痛の場合は日によって痛みが軽くなったり強くなったりを繰り返す特徴があります。
痛みの種類も、重だるい痛み、筋肉が引き伸ばされるようなツッパリ感、チクチク刺す痛み、ズキンと鋭い痛みなど様々です。
- 長時間の同じ姿勢で痛い。
- 座っているときに痛い。
- 朝起きたときに痛い。
- 夕方になると疲れが溜まって重だるい痛みが出る。
- 前かがみになると腰の下の方が痛い。
- 前かがみになり上半身を起こすと痛い。
- 痛くて後ろに反れない。
- 寝返りがうてない。
症状が長引いてひどくなると、それぞれの生活のシーンで精神的なストレスにもなることがあるので、早めの対処が必要です。
腰痛・ぎっくり腰に対する鍼治療
当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜や腱、靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
腰痛の場合は、筋膜にトリガーポイントができます。
筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
×がトリガーポイントで赤く記されているところが実際に腰痛を感じている場所になります。
腰からお尻まで広い範囲に痛みが現れているのがわかります。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
お尻のトリガーポイントが原因で腰痛を感じることもあります。
お尻に近い場所の腰が痛い場合は、お尻に原因がある可能性が高いです。
このように、トリガーポイントは痛みを感じている場所とは違うところにあるため、原因となっているトリガーポイントをしっかり探し当て、そこを治療していかないと改善しません。
左腰の筋膜のエコー画像です。
上から下に向かって体の奥になります。
白く見えるのが筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、症状が軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、腰痛が改善します。
以下、当院で改善した腰痛の鍼灸症例です。
参考にしてみてください。
【症例】立位や座位での左背中の痛みと慢性的な首痛と腰痛 20代女性
ぎっくり腰は早期に回復しますが、慢性腰痛は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は半年以上かかることもあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。