- 肩甲骨の内側が痛い!
- じっとしていても肩甲骨が疼く!
- 肩甲骨のどこが痛いかよくわからない!
- 肩甲骨から首や肩まで痛みが広がってきている!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にある肩甲骨の痛みの施術をしている鍼灸院です。
肩甲骨の痛みが鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、肩甲骨の痛みの原因となる筋肉の血流を改善し、痛みを緩和させることができます。
このページでは、当院の肩甲骨の痛みに対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
肩甲骨の痛みの原因と症状
肩甲骨の痛みは、内側や外側に現れる場合がほとんどで、まれに上下に現れることもあります。
多くのケースで「肩甲骨のここが痛い」とはっきりわかる場所がなく、押してもどこが痛いかわかりません。
肩甲骨には、首や肩の筋肉が17個も付着しています。
一つの骨にこれだけの数の筋肉が付くのは、肩甲骨だけです。
それだけ肩甲骨はたくさんの筋肉に影響を与えているので、肩甲骨の痛みを我慢していると、首や肩、腕など広い範囲に痛みが広がってしまいます。
肩甲骨の痛みの原因は、
などが考えられます。
肩甲骨の痛みの症状は、
- 首や肩の動きによって痛い
- 同じ姿勢で痛みがひどくなる
- 首や腕の方まで痛みが広がる
などの特徴があります。
急な激しい痛みや肩甲骨以外にも痛みが広がっている場合は、改善までに時間がかかるケースが多いです。
肩甲骨の痛みに対する鍼治療
当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みや凝りを感じている場所になります。
肩甲骨の内側にトリガーポイントがあるパターンです。
デスクワークなど同じ姿勢でいることが多い方にできやすいです。
このトリガーポイントだけを取り除いても、痛みは取れません。
他にも複数トリガーポイントができていますので、そちらも一緒に施術することが大切です。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
特に首から肩甲骨に痛みが飛んでいることが多いです。
この図のように、首にトリガーポイントがあると、肩甲骨だけでなく遠くの指先まで痛みが広がることがあります。
肩甲骨の痛みがピンポイントではなく、全体的にはっきりしない痛みの場合は、首や肩のトリガーポイントを施術することが改善への近道です。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
肩甲骨の痛みのトリガーポイントは、筋膜にできます。
筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。
横に伸びる白い線が筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、肩甲骨周りの痛みや凝りが緩和していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、肩甲骨の痛みが改善します。
以下、当院での改善した肩甲骨の痛みの鍼灸症例です。
参考にしてみてください。
【症例】首を動かすと肩甲骨内側、脇、肩腕の付け根が痛い 30代男性
【症例】寝違えから始まった原因不明の肩甲骨内側と腕の痛み 50代女性
痛みが強い、慢性的な肩甲骨の痛みは、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年程度かかることがあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。