主訴
- 2週間前から症状が現れ、整形外科で胸郭出口症候群と診断されている。
- 2年前にも同じような症状があった。
- 調理の仕事で、同じ姿勢で切ったりするので、右腕が痛く、包丁を握る動作が辛い。
- 妹の紹介で当院へ来院。
症状
右腕の痛み(特に前腕)
握力がない日もある。
トリガーポイント鍼療法
施術部位
棘下筋、尺側手根屈筋、僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、菱形筋、三角筋など。
調理時は、肩と腕の筋肉をよく使います。
そこで負担がかかりやすいのが、肩関節後ろにある棘下筋、三角筋、前腕屈筋です。
同じ作業の繰り返しにより、それらの筋肉に負荷がかかり続けることで、筋肉が硬くなり痛みが出ます。
それらの負担がかかっていた筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。
症状経過
1回目:細い鍼でしっかり響かせる。
2回目:1週間後に来院。鍼治療後3日目から調子が良くなったが、仕事をしていると徐々に戻ってきた。
3回目:1週間後に来院。普段の生活では問題なくなった。仕事中に前腕がつる感覚があるが、痛みが楽になっている。
4回目:2週間後に来院。良い感じを維持できている。経過良好。月1メンテナンスに移行。
まとめ
週1で行い、症状改善に伴い間隔をあけて治療しました。
このような症状は、仕事柄1ヵ月経つと、筋肉が硬くなってきて再発することがあります。
そのため、月1回鍼治療を継続することで、筋肉をリセットして、体のケアをすることが大切です。
同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。