【症例】右足首捻挫が治らない 20代女性

主訴

  • 3ヵ月前に右足首を捻挫して、未だに痛みが取れない。
  • このまま放置していても治りそうにないので、当院へ来院。

症状

歩行時に痛み、特に長時間歩くと痛みが広がってくる。

つま先立ちが痛い。

痛みは、外くるぶしの後ろから前に出る。

トリガーポイント鍼療法

足首捻挫

施術部位

前距腓靭帯、腓骨筋腱など。

触診の結果、外くるぶしの前下方にある前距腓靭帯と外くるぶしの後方にある腓骨筋腱に圧痛がありました。

捻挫後、痛みがなかなか引かない場合は、腱や靭帯に原因があります。

その部分に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:前回より良い。前距腓靭帯を伸ばすとまだ痛みあり。

3回目:現状維持。

4回目:圧痛が強い。

5回目:良くなってきた。つま先立ちしても痛みがない。

6回目:長時間歩いても気にならなくなった。一旦様子見。

まとめ

ひどい捻挫後、腫れがひいても痛みが残るケースがあります。

その場合は、靭帯や腱の痛みが残っているので、治療しないと治りません。

捻挫で傷めた部分に直接鍼治療を行うと改善していきます。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院