- 肩を挙げると痛い!
- ボールを投げると痛い!
- 肩の前が痛い!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にある上腕二頭筋長頭腱炎の施術をしている鍼灸院です。
上腕二頭筋長頭腱炎が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、上腕二頭筋長頭腱炎の原因となる腱や筋肉の血流を改善して痛みを緩和させることができます。
このページでは、当院の上腕二頭筋長頭腱炎に対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
上腕二頭筋長頭腱炎の原因と症状

上腕二頭筋とは、肘をグッと曲げたときに力こぶができると思います。
その筋肉を上腕二頭筋といいます。
この上腕二頭筋は、肩に向かって長頭と短頭の腱2つに分かれています。
肩の前面では上腕二頭筋長頭腱が通るのですが、その部分で痛みが出る症状を上腕二頭筋長頭腱炎といいます。
上腕二頭筋長頭腱炎の原因として、
- 投球動作やバレー動作
- 重い物を持ち上げる仕事
- 五十肩
特にスポーツ選手に多く、使い過ぎが主な原因となります。
上腕二頭筋長頭腱炎の症状として、
- 肩の前が痛い
- 物を持ち上げる動作が痛い
- スローイングで痛い
肩の運動時に痛みが現れます。
上腕二頭筋長頭腱炎に対する鍼治療

当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。

(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みを感じている場所になります。
上腕二頭筋長頭腱にトリガーポイントができます。
指先にも痛みが広がっていますが、腱自体に原因があるので、腱周辺の肩の前に痛みが現れることが多いです。

(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
上腕二頭筋長頭腱炎は、腱自体にトリガーポイントができることが多いのですが、力こぶができる部分にもトリガーポイントがある場合もあります。
肘を曲げて重い物を抱える作業が多い方は、ここにトリガーポイントができている可能性があります。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
上腕二頭筋長頭腱炎のトリガーポイントは、筋膜や腱などにできます。
筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。

横に伸びる白い線が筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、肩の痛みが軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、上腕二頭筋長頭腱炎が改善します。
以下、当院で改善した上腕二頭筋長頭腱炎の鍼灸症例です。
参考にしてみてください。
慢性的な上腕二頭筋長頭腱は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は1年近くかかることもあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。