不眠症改善(最新版)

  • 熟睡できない!
  • 朝起きても疲れが取れていない!
  • 睡眠導入剤がないと眠れない!
  • 深い眠りにつけない!

このような悩みを抱えていませんか?

当院は、広島市中区上八丁堀にある不眠症の施術をしている鍼灸院です。

不眠症が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?

鍼治療は、不眠症の原因となる自律神経の働きを促進し、免疫力や自然治癒力を高めることで症状を改善します。

このページでは、当院の不眠症に対する鍼治療について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

不眠症の原因と症状

不眠症の原因と症状

不眠症は、眠りを維持できない、早く目が覚める、眠りが浅く疲れが抜けないなどの状態が続き、日中の集中力の低下や疲れ、体調不良を生じる病気です。

不眠症の原因として、

  • ストレス、過度な緊張
  • 生活習慣や環境
  • 身体の痛みなどの問題

などが考えられます。

中でも、普段の日常生活での環境、精神的なストレスによる身体の緊張が大きな要因です。

不眠症の症状として、

  • 熟睡ができない
  • 途中で目が覚める
  • 寝つきが悪い
  • 早く目が覚めてしまう

などがあり、体が凝り固まって自律神経のバランスが崩れてしまいます。

不眠症を治すにはセロトニンの分泌が重要

不眠症を治すにはセロトニンの分泌が重要

不眠症の多くは、ストレスによる自律神経の乱れが原因です。

その自律神経を整えるホルモンがセロトニンです。

セロトニンを増やすには、毎朝太陽の光を浴びることです。

朝日をしっかり浴びることでセロトニンの分泌が増えると同時に、体内時計が整い副交感神経から交感神経が優位になっていくように調節することができます。

昼夜逆転の生活をしていると、この自律神経の切り替えがスムーズにいかず、体調を崩すだけでなく、やる気の低下などメンタル面にも影響を及ぼします。

朝日を浴びてセロトニンの分泌が増えると、夜には睡眠ホルモンであるメラトニンがしっかり分泌されます。

セロトニンはメラトニンの原料になるので、セロトニンが活性化されることで、夜のメラトニンの分泌が増えて質の高い睡眠が得られます。

まずは朝しっかり太陽の光を浴びることから始め、夜更かしや昼夜逆転の生活習慣を改善しましょう。

セロトニンは、約95%が腸壁で作られていて、残りの数%は脳内で作られています。

腸と脳は自律神経を経由して密接に繋がっているため、腸内環境が悪化すると脳内でのセロトニンの分泌が減ります。

つまり、腸内環境を良くすることがセロトニンを分泌させ、自律神経を整えるために重要となります。

腸内環境を整えるためには、善玉菌の数を増やすことが大切です。

善玉菌は、発酵食品とエサとなる食物繊維を食べることで増やすことができます。

また、セロトニンを増やす食べ物は、必須アミノ酸であるトリプトファンが豊富な食材がおすすめです。

トリプトファンは、豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆食品、チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、米、トウモロコシなどの穀類などに多く含まれています。

肉や魚にもトリプトファンが多く含まれていますが、動物性たんぱく質は吸収が悪いため、炭水化物(穀類、芋類、果物)とビタミンB6(鮭、サバ、さんま、鶏むね肉)を一緒に摂りましょう。

そして、食事中は意識してよく噛んで食べる咀嚼リズムがセロトニン分泌には大切です。

食べ物から摂ったトリプトファンは、日中はセロトニンとなり夜はメラトニンに変化します。

このサイクルは体内時計と大きく関わるので、生活習慣と食生活はセットで改善することが不眠症の解消に繋がります。

不眠症に対する鍼治療

不眠症に対する鍼治療

鍼治療は、本来持っている自然治癒力を活性化し免疫力を高めることで、自律神経を整えることができます。

鍼治療の刺激が脳内でのセロトニンの分泌を促し、自律神経を整えることが実証されています。(論文:鍼灸の作用機序から神経内科領域の可能性を探る

当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。

トリガーポイントへの鍼刺激が交感神経の緊張状態を抑え、副交感神経の働きを改善することがわかっています。

当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。

近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜や腱、靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。

不眠症の場合は、筋膜にトリガーポイントができます。

筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。

自律神経が乱れると、気持ちは休もうと思っても体の緊張が抜けない状態は、この筋膜の癒着が起こっている証拠です。

不眠症に対する鍼治療

横に伸びる白い線が筋膜です。

より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。

つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。

筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、自律神経の活動を正常に戻すことができます。

当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、不眠症が改善します。

以下、当院での不眠症の鍼灸症例です。

参考にしてみてください。

【症例】突発性難聴発症後から悪化した不眠症 60代女性

【症例】ストレス性神経疲労と不眠、自律神経の乱れ 60代女性

不眠症は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。

通院目安として、最短で半年、症状の重い方は1年以上かかることもあります。

通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。

なかいし鍼灸院