- 顎が痛くて口の開閉が難しい!
- 口を開けると音が鳴る!
- 無意識に食いしばっている!
- 朝起きると顎が痛い!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にある顎関節症の施術をしている鍼灸院です。
顎関節症が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、顎関節症の原因となる筋肉の血流を改善して痛みを緩和させることができます。
このページでは、当院の顎関節症に対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
顎関節症の原因と症状
顎関節症とは、口を開閉するときに顎を動かす筋肉や関節部分の痛みや音がして顎の運動制限が生じる病気です。
顎関節症の原因は、
- 咀嚼筋の障害(顎を動かす筋肉)
- 噛み合わせの問題
が挙げられます。
昔は、噛み合わせが原因と思われていましたが、今は、普段の生活の中での筋肉の酷使が大きな要因と言われています。
片方だけで物を噛んだり、無意識下での食いしばりなどで咀嚼筋の持続的緊張が疲労の蓄積となり痛みへと変わります。
顎関節症は、4つのタイプに分けられます。
- 咀嚼筋の障害
- 関節包や靭帯の障害
- 関節円板の障害
- 関節の変形
症状としては、痛みがメインとなり、開閉ができない、開閉時に音が鳴るなどが一般的で、首や肩のこり、頭痛を生じることもあります。
咀嚼筋の障害が顎関節症の大半を占め、過度な筋肉への負担が痛みとなります。
顎関節症に対する鍼治療
当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
顎関節症のトリガーポイントは、筋膜などにできます。
筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。
(×:トリガーポイント 赤:関連痛)
×がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みや凝りを感じている場所になります。
物を噛む筋肉である咀嚼筋のトリガーポイントから歯、顎、耳、こめまみにまで痛みが現れているのがわかります。
また、普段から肩が凝る方は、肩こりから顎の痛みや歯痛に繋がることもあるので、注意が必要です。
横に伸びる白い線が筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、顎の痛みが軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、顎関節症が改善します。
以下、当院で改善した顎関節症の鍼灸症例です。
参考にしてみてください。
【症例】顎がカクカク音がなって痛い、顎が開かない、顎関節症、ストレス、首肩こり 40代男性
慢性的な顎関節症は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は1年近くかかることもあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。