» 腱鞘炎・ばね指改善（上）

当院は、広島市中区上八丁堀にある腱鞘炎・ばね指専門の鍼灸院です。

このような悩みを抱えていませんか？

腱鞘炎・ばね指を治すには、鍼灸、マッサージ、電気治療、整体、ストレッチ…

実に様々な施術方法があります。

実際どれが効果的なのか、正直迷うのではないでしょうか？

私は、「正しい理論」に裏付けられた施術方法こそ、腱鞘炎・ばね指にとって最良の方法と考えております。

当院の腱鞘炎・ばね指施術に興味をお持ちの方は、是非、参考にしてみてください。

腱鞘炎・ばね指とは

腱鞘炎は、腱鞘に痛みや通過障害が起こります。

腱鞘とは、腱をパイプのように包んでいる部分のことをいいます。

この腱鞘があることで、指先を自由に曲げ伸ばしすることができます。

指の曲げ伸ばしをする際、この腱鞘の中を腱がスムーズに行き来するのですが、腱鞘が分厚く硬くなってしまうと「腱と腱鞘のこすれ合い」が生じます。

その結果、腱と腱鞘に炎症が起こり、痛みが現れます。

腱鞘炎は、決まった指だけに起こるのではなく、どの指にも起こる可能性があります。

一番の原因は、手首や指の使い過ぎによるものです。

パソコン作業、楽器の演奏、文字を書くなど手をよく使う仕事によって発症します。

また、年齢や糖尿病によっても腱鞘自体がむくみなどにより厚くなることで発症することがあります。

その他、更年期や出産、妊娠中の女性はホルモンバランスの影響で発症するケースもあります。

女性が腱鞘炎になることが多いのは、そのためです。

ドケルバン病は、親指側の腱鞘炎です。

親指を広げる、反らす、曲げるなどの動きで激痛があり、腫れが出ることもあります。

物を持つ、蓋を開ける、つまむ動作など痛みを感じることもあります。

手のひら側で腱鞘炎が生じ、症状が進行すると、ばね現象が起こります。

ばね現象とは、腱鞘が厚く硬くなることで、腱がスムーズに腱鞘の中を通ることができなくなります。

指を曲げる際の引っかかりや曲げても元に戻すことができなくなる現象のことです。

指を強く動かそうと力を加えたときに、腱鞘部分でカクンと腱鞘を通過するので、ばね指といいます。

腱鞘炎は指を動かしたときの瞬間的な痛みが一般的で、炎症がある場合は、左右を比べると腫れが確認できます。

女性の場合は、腫れがなかなか引かないケースがあります。

炎症による腫れではなく、ホルモンバランスによるむくみの可能性も考えられます。

女性で手を酷使した記憶がない場合は、ホルモン関係で腱鞘炎になっていることが大半なので、注射や手術は慎重に検討してください。

当院の鍼治療は、MPS理論に基づいたトリガーポイント療法をベースに治療していきます。

腱鞘炎・ばね指の原因として「腱そのもの」「筋膜を含むファシアの異常」が大きく関わっています。

筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことです。

身体を酷使したり、長時間同じ姿勢でいると、その筋膜に異変が生じ痛みやコリ、違和感を感じるようになります。

腱鞘炎・ばね指の症状を解消するためには、腱や筋膜を整え、本来あるべき状態へ導く必要があります。